| 前回の足まわりも自分でやると言いながら、かなりの部分をMさんにやってもらいました。今回も自分でやると大口を叩きながら、ほとんどの作業をMさんにお願いすることに・・・ 2週間ぐらい預けておいてゆっくりとなどと思っていたが、何と朝入れて夕方には乗って帰るという突貫作業に相成りました。 |
最大の難所は、絨毯を剥いだ後に写真のFRPカバーを外す作業でした。状態は悪くないものの、ボルトを外した後もシール剤の固着等で、かなりの時間をとられました。 しかし、作業記録ということで、私のTR4の汚い部分を皆さんに公表しているわけですが、今回は特に一番問題の内装部分をお見せしなくてはならないので、勇気がいります。 まあ、これを見て、「おお、俺の車奇麗だぜ!」と思っていただければ幸いです。 |
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| どうにかカバーも外れ、ミッションが見えてきました。予想通り、ミッションのハウジングは油で汚れた状態になっていました。この後、エンジン側のボルト、補器類、プロペラシャフトの4本のボルトを外すと下記の写真のようにクラッチ部分が顔を見せてくれました。(奥のクラッチ部分が奇麗なオレンジ色に見えますが、錆びてそのように見えている。)写真では簡単に外れたように見えますが、相当苦労して分解しております。当然、私は作業の邪魔にならないようにツナギを着たまま見つめているだけの状態です。 | |||
| 外側だけでなく、ハウジングの中まで真っ黒け。当然組み付ける前に、奇麗に洗って各部の点検を行う。今回の交換はクラッチ板、ベアリング、カバーのトリオです。 私もサボってばかりいられないので、リアのレバー式ダンパーの交換を行う。(前回の作業の時に、もう暫く使えるのではないかという判断で、リアのダンパーは再使用したのだが、左側からオイル漏れが発生し、異音が出始めた。) 当然、前回交換しているので、楽しょーとばかりに作業していたが、ダンパーリンクが外れずに手こずる。タイロッドエンドと同じようにテーパーがかかっているとのこと、工具を使って外してもらう。 |
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| 左上が今まで使っていたクラッチ板とカバー、右が今回交換した物。クラッチ板は減っていたが、もう少し使える状態だそうです。しかし、新品に比べると厚さが随分違うので、今まで相当頑張っていたようです。左が取り付けた状態ですが、まわりの汚さと比べると大きな落差が・・・本当は全部ばらして、剥離して、塗装してといった作業も行いたいところですが、暫くは我慢して一挙にレストアに突き進みたいと思います。 | |||
| この写真では組上がっていますが、外すときよりも組み付けるときの方が大変です。下で支えるジャッキの位置や高さを調節しながら根気よく組み上げていきます。年々衰えていく体力と根気を奮い立たせるのは、やはり車に対する愛情でしょうか?今回の作業でも、長年培われた技もさることながら、黙々と作業する根気には脱帽です。Mさんありがとうございました。 | |||
| 元々、イタ車好きの私としては、いつかナルディを着けたいと思っていました。ディンキーさんのオークションでナルディクラシックを手に入れておりましたし、その後も、ホーンボタンをオークションで落とし、ボスのみが課題となっていました。 |
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| インターネットでモモ用のボスは見つけていましたので、ナルディー用のアダプタを使用することも考えましたが、現行品は蛇腹ゴムの付いた物とのことでしたので、気長に待つつもりでいました。 ところが先日、オークションにこのボスが出てきました。予想通り、トラにナルディーという組み合わせを考えている人はいないらしく、私がゲットしました。 皮から木へコンバート終了です。もちろんシフトノブも木へ変更です。 |
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| いずれ自作しようと思っていたロールバーですが、オークションで見つけたので落札しました。 程度は見ての通り、サビサビのハゲハゲ状態。 |
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| 特にひどかったのはベース部分でした。サビで固着していて、16本のボルトを外すのに体力を消耗してしまいました。 ボルト、ナット、ワッシャー等は全て新品に交換し、元の部品は廃棄処分に・・・ |
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| パイプ本体もこのような感じでペーパーがけをして、塗装をすることにした。 |
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| ペーパーでサビ落としした後は、サビ浮きの防止と塗装ノリを考えて、サフェーサーを吹くことにした。 | |||
| 塗装色は無難に黒色で塗りました。 | |||
| 穴開けや取り付けの作業については、あまりにいい加減な作業方法と、程度の良くない床部分を公表したくないので、いきなりの完成写真となりました。 |
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| 取り付けに際しては、ロールバーの精度とボディーの精度の悪さからか、左右の取り付け位置、左右の高さの不具合が発生し、穴位置や高さ調整のためのワッシャー噛まし等の作業が必要となってしまいました。 写真のように、以前のトノカバーが使用できなくなりましたので、近い内にトノカバーの改造が必要になってしまいました。おそらく、ロールバーの購入価格よりこちらの方が高くつきそうです。 しかし、こうなってくるとバンパーレスにした方が似合うかもね。 |
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| トノカバーの加工が終了しました。 加工は小澤自動車内張工作所の小澤さん。 家まで見に来てくれて、翌週に届きました。 ありがとうございました。 |
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| どのように加工するか悩んだのですが、単純に切り込みを入れて、バーの部分を切り取り、切ったところはマジックテープで固定する方法を採りました。 加工代は安くやって貰ったので、ロールバーよりかかりませんでした。 |
| 上写真 オリジナルのラジエターファンはスチール製の4枚羽根です。吸い込みの効率も悪く、バランスまで悪い。いつか交換しようと考えていました。国産(ジムニー用)のファンが手に入ったので、加工して取り付けた。 下写真 ちょっと小ぶりだが、6枚羽根で効率よさそうなファン。当然、穴位置等は合わないので、ドリルで穴を開け直して無理矢理に取り付けた。 |
上が外したファン。如何にも重くて、バランスが悪そうです。 下写真 本来はラジエターを外してから、作業をするべきと思ったが、そうするとラジエター液も抜かなくてはならないので、手抜きをした。 おかげで、コアと自分の腕を傷つけてしまった。 |