競輪一発勝負



名古屋「日本選手権」 決勝 11R 2011年03月06日

 山口幸二 岐阜 62期差脚
兵藤一也 群馬 82期差脚
村上義弘 京都 73期逃捲
×長塚智宏 茨城 81期自在
 鈴木謙太郎福島 90期逃捲
 山内卓也 愛知 77期差脚
市田佳寿浩福井 76期自在
太田真一 埼玉 75期差脚
 松岡貴久 熊本 90期逃捲

鈴木が先行、市田が落車、村上が自ら捲り追い込んで優勝。

村上−山口−兵藤の車連(3-1)は620円、三連単(3-1-2)は4,650円で貫録車券でした。


太田真一は6連勝中の長塚ラインの3番手から抜け出す。

 北日本は福島の鈴木健太郎、関東からは群馬の兵藤一也、茨城の長塚智宏、そして埼玉の太田真一、とトリオになった。 中部からは岐阜の山口幸二と愛知の山内卓也、近畿は京都の村上に福井の市田佳寿浩、九州は熊本の松岡貴久、が決勝戦に勝ち上がった。 平原の番手で太田真一が優勝するシーンを見たかったが残念だ。
 自力タイプは京都の村上、福島の鈴木、熊本の松岡、で茨城の長塚と福井の市田が加わる。 関東勢は長塚が松山FT@@@から今節@@@と6連勝で絶好調で、番手に兵藤で太田が追走してラインができる。 近畿勢は市田が先頭で村上が番手となり中部の山口が3番手で中部近畿ラインとなるが、愛知の山内は先行するだろう北日本の鈴木マークとなり優勝を狙う。 九州の松岡の番手も太田には選択技があったが、長塚の状態からして関東で結束しよう。
 並びは、長塚−兵藤−太田、市田−村上−山口、松岡、鈴木−山内、と想定した。 先行は鈴木ではないだろうか、或いは市田が思い切って村上の恩義に報いるために主導権を奪うのか。 長塚は大ギヤ4.08で一発貯め込んだ脚での捲りが有効で、兵藤が追走できるのか、準決では一杯だったようである。 安定しているのは村上ではなかろうか、市田マークとなれ優勝候補の筆頭になる。怖いのは90期の鈴木と松岡の動きであろう。
 狙い目は、太田から兵藤の折り返し、村上の絡みだ。

太田=兵藤(8=2)、太田−村上(8-3)、村上−市田(3-7)の4点で勝負する。