競輪一発勝負



小倉「競輪祭」 決勝 12R 2008年01月27日

山崎芳仁 福島 88期逃捲
小嶋敬二 石川 74期逃捲
 加倉正義 福岡 68期差脚
×山口幸二 岐阜 62期差脚
 兵藤一也 群馬 82期差脚
 武井大介 千葉 86期自在
井上昌己 長崎 86期逃捲
 香川雄介 香川 76期差脚
佐藤慎太郎福島 78期差脚

小嶋の先行を最終2センターから3番手井上が捲り追い込んだ。

 周回は、武井−兵藤、井上−加倉−香川、小嶋−山口、山崎−佐藤、で折り合った。 青板を通過して第2センターから山崎ラインが上昇して、6番手の小嶋の横に並び押さえつける。小嶋も車を下げずに赤板を向かえた。 2角から山崎が発進しすると、小嶋ラインが此に続いていく。武井もスンナリ車を下げないで踏み込んでいる。 山崎が武井を交わすと、その外を小嶋ラインが抜け出し最終HSを回った。
 小嶋−山口−井上−山崎−、と抜けだし井上が3番手に入り込んで、加倉が山崎に並び駆けて、香川も自力で踏み込んでいく。これで山崎は沈没だ。 最終2センターから井上が捲り発進して、直線で鋭く伸びて小嶋を交わした。地元九州勢の井上が優勝した。小嶋が2着、香川が3着に入線した。
 山崎は小嶋を意識し過ぎたのではないだろうか、武井が引かないで突っ張るとも思わなかったし、予想以上に脚を使ってしまったのではないか。 小嶋も、最後のダッシュ力を残した地元で気合いが入った井上に喰われる結果となってしまった。

井上−小嶋−香川の車連(7-2)は2,340円、三連単(7-2-8)は45,090円で捲追車券でした。


絶好調の山崎と小嶋の一騎打ちを井上が捲るか。

 準決で目に付いたのは、小嶋の一本棒の先行での押し切り、後方7番手からの捲りで抜け出した山崎、どちらもパワー全開であった。 前で戦うのは、小嶋、井上、山崎、の3車である。山崎には佐藤、小嶋には山口、井上には加倉、が指定席にはいる。 3番手が曲者が揃い、香川は井上ライン、武井は山崎ライン、兵藤は小嶋ライン、となるのが常であろう。 武井と兵藤は先手ラインの飛びつき番手線も必死である。
 並びは、山崎−佐藤−武井、小嶋−山口−兵藤、井上−加倉−香川、と想定した。 誰が逃げるのであろうか、小嶋か山崎か、井上は主導権争いを導き捲り狙いであろう。 小嶋はAE@で山崎B@@には及ばないのであろうか、ここぞの時に逃げた小嶋が積極的なレースをしているのではないか。 小嶋ラインが先行して、中団に井上ライン、後方に山崎ライン、で最終HSを回るのではないか、 小嶋も加速を付けてそのまま最終4角まで持ちこたえ、山崎が仕掛ける井上の外を外バンクを使い加速して、小嶋を捕らえる事が敵うのか。 小嶋と山崎が入れ替わるかもしれない、果たして地元九州の井上が男を上げることが出来るか。  狙い目は、小嶋から山崎の折り返し、スジの小嶋と山口、山崎と佐藤を押さえたい。

小嶋=山崎(2=1)、小嶋−山口(2-4)、山崎−佐藤(1-9)の4点で勝負する。