競輪一発勝負



立川「KEIRINグランプリ'07」12R 2007年12月30日

 小嶋敬二 石川 74期逃捲
 佐藤友和 岩手 88期逃捲
伏見俊昭 福島 75期逃捲
 手嶋慶介 群馬 75期自在
飯嶋則之 栃木 81期差脚
 兵藤一也 群馬 82期差脚
 有坂直樹 秋田 64期差脚
×渡邉晴智 静岡 73期差脚
山崎芳仁 福島 88期逃捲

年末恒例の競輪グランプリは伏見の頭上に輝いた。

 号砲が鳴ると直ぐさま佐藤が飛び出して誘導員を追いかける。小嶋が車を上げて渡邉の前に納まる。  周回は、佐藤−有坂−小嶋−渡邉−手嶋−兵藤−山崎−伏見−飯嶋、の並びとなった。 佐藤が前受けの正攻法で、山崎が後方7番手となり北日本勢は別線勝負のようである。 青板を通過して、第1センターから山崎ラインが上昇を始め小嶋を抑え込みながら3番手をキープする。 小嶋と山崎が併走のままだ。赤板は、佐藤−有坂−(イン小嶋−渡邉、アウト山崎−伏見−飯嶋)−手嶋−兵藤、で通過する。 佐藤が徐々に回転を速め打鐘を受けた。4角で山崎がピッチの緩んだ佐藤を捕らえ主導権を握る。 佐藤と山崎の主導権争いは無く、これが北日本の作戦なのだろうか。 山崎ラインが出来って最終HSを回ると、小嶋が直ぐさま捲り発進する、マーク渡邉がいない、手嶋が番手に納まっている。 小嶋の捲りを止めることが出来ず、伏見が山崎を捨てて切り替え、最終4角は小嶋−伏見の一騎打ち状態だ。 ゴール線で伏見が小嶋を捕らえて1億円を北京五輪の餞にゲットした。
 伏見の軸は良かったが、小嶋の調子がそこまで戻っていたとは思わなかった。 渡邉が番手を失っていたのであるから、前々で混戦に成っていたこともあるし、ダッシュも良かった様だ。 ロールスロイスで乗り込んで来た気迫を信じれば良かった。 もう少し手を伸ばしていれば的中していたのであろうが、これで口座が空になりました。 「色即是空、空即是色」なのだから、まだ、まだ、これからが先が楽しみである。

伏見−小嶋−飯嶋の車連(3-1)は3,520円、三連単(3-1-5)は37,400円で五輪車券でした。


08年北京五輪への意気込みで伏見から狙いたい。

 ヤンググランプリと同様に北日本勢が山崎、有坂、伏見、佐藤、と4車となった。 4車で結束するのであろうが、共倒れリスクを避けて別線となるのだろうか。 関東勢は手嶋と兵藤の群馬コンビに飯嶋だが、飯嶋は持ち味を活かし単騎となろう。 西日本から小嶋が1車と寂しくなったが、目標のない南関の渡邉がマークしそうである。
 並びは、佐藤−有坂、山崎−伏見、飯嶋、手嶋−兵藤、小嶋−渡邉、と想定した。
 佐藤が先行した場合は有坂マークにスンナリ山崎が追走できるのだろうか。飯嶋なら番手の有坂に競り込む、手嶋は3番手を狙う。佐藤の先行押し切りも有る。 小嶋は後方待機で自力を信じて脚を貯めるのではないだろうか、山崎が落ち着いて対処できればいいのだが、北日本連携に意地を見せると共倒れだ。 無風で有坂が番手で回れるとすると中団が縺れる様となり、佐藤とのワンツーで決まる。
 小嶋が思い切って先行すれば渡邉が番手師となり後続を叩けるのか、近況の小嶋の仕上がりが不安材料となる。 ロールスロイスで立川競輪場にやって来た小嶋は思いきり自力含みで戦う意欲の表れなのだろう。 手嶋も兵藤に飯嶋をラインに付ければ奇襲的な見せ場を作るのか。何処からでも狙える面白い展開を期待したい。 今年の忘れられない男は山崎の大ギヤに乗る番手伏見が連勝に絡んできそうである。
 狙い目は、ヤンググランプリに刺激され、伏見から山崎の折り返し、渡邉、飯嶋に流したい。
 寺銭が増え気が強くなり、山崎の番手の伏見を軸にしました。 小嶋の完全復活、佐藤の押し切り、山崎の捲りから伏見、好位置から手嶋の捲り追い込み、飯嶋の逆襲、 手嶋の奇襲から兵藤、有坂の2連勝、小嶋の番手から渡邉の抜けだし、後方から山颪で加速の山崎、 本当のシナリオは、今年活躍した山崎が見せ場を作り北京へ向けて伏見が抜け出す。 ヤンググランプリと同じような狙い目となりました。「競輪一発勝負」は4連勝中でそろそろ危ない感じです。

伏見=山崎(3=9)、伏見−渡邉(3-8)、伏見−飯嶋(3-5)の4点で勝負する。


けいりん初心者よそ〜う 競輪グランプリ07

 私としましては過去グランプリ1勝6敗の成績 参考にしないでください(笑)
 優勝にふさわしい人物としてあげたのがやはり山崎や小嶋だと思うが
 私も藤森氏と同じく伏見に期待したいが・・・
 私は2車単ぐらいしか購入しないので

2車単 BOX 2(佐藤)=3(伏見)=4(手島)=6(兵藤)