競輪一発勝負



小倉「競輪祭」 決勝 11R 2006年01月29日

加藤慎平 岐阜 81期逃捲
吉岡稔真 福岡 65期逃捲
 佐藤慎太郎福島 78期差脚
 海老根恵太千葉 86期逃捲
小倉竜二 徳島 77期差脚
 志智俊夫 岐阜 70期自在
 岡部芳幸 福島 66期自在
×佐々木龍也神奈川57期差脚
 有坂直樹 秋田 64期差脚

小倉が吉岡の捲りに乗り、海老根を捕らえて優勝する。

 周回は、吉岡−小倉、加藤−志智、佐藤−岡部−有坂、海老根−佐々木、で北日本勢は佐藤が先頭となり、青板を通過する。 2センタ−から海老根−佐々木が上昇すると直ぐさま佐藤が佐々木と番手戦となりながら、赤板を向かえた。 吉岡はじっと堪えて車を下げて、海老根が正攻法となる。イン佐藤、アウト佐々木で競り合う。
 海老根−(イン佐藤、アウト佐々木)−岡部−有坂、加藤−志智、吉岡−小倉、で打鐘を受けた。すると加藤が踏み上げて番手戦に加わる。 佐々木が潰され、佐藤と加藤で競り合いながら最終HSを回る。吉岡が渾身の力で捲り発進する、これは行けるぞと思い気や、佐藤が吉岡を牽制する。 佐藤の意地の強さに翻弄される。海老根はマイペースで逃げて行く、最終4角で小倉が中を割って鋭く伸び、ハンドルを投げて海老根を捕らえて優勝した。 2着は海老根が逃げ残り、3着に外を伸びた有坂が佐藤を捕らえていた。
 佐藤があそこまで海老根の番手に拘る事になるとは思いもしなっかた。人間の意地の強さ、諦めぬマーク屋として潰れる覚悟であったようだ。 しかし岡部も位置取りに苦労して直線では伸びを欠いた。加藤も佐藤を見て、先行番手に割り込む事に身体が闘争本能で動いてしまったようだ。 吉岡も立派に捲り込んで力を出し切ったが、佐藤のブロックが効いたようで、スピードに乗った小倉がハンドルを投げて先行1車の海老根を捕らえたようだ。

小倉−海老根−有坂の車連(5-4)は5,110円、三連単(5-4-9)は52,260円でゾロ目車券でした。


地元ホームバンク吉岡にファンの期待が集まり注目したい。

 北日本勢は岡部と佐藤の福島勢に有坂でる。南関勢は海老根に@@@と無傷で勝ち上がった佐々木龍也が番手だ。 中部勢は加藤と志智である。さて、岡部と佐藤、加藤と志智の前後はどう並ぶのであろうか。 勝負に駆けるなら、岡部と加藤が前になるのが自然だ、余程の策があれば話は変わる。 佐藤が前で番手戦を演じ岡部がマークして有坂が3番手を固める、岡部がどのように動くかであろう、もともと自力タイプだけに脚を温存させるかだ。
 並びは、海老根−佐々木、佐藤−岡部−有坂、吉岡−小倉、加藤−志智、と想定した。 先行タイプが不在で誰が前で風圧と戦うのであろうか。 逃がされるのは海老根ではないだろうか、ラインの先頭を走る吉岡も加藤も佐藤も先行は無いだろう。 海老根の番手佐々木が狙われる位置となるか、3番手を佐藤と加藤で奪い合いになり共倒れ気配だ。 北日本ラインが飛ばされず岡部が踏み出せるか、加藤は位置取りが巧く中を割り込んで来る競争が得意だ。 もたもたしていると地元吉岡がカマシ頃となろう。 最後は直線の勝負となり、あっと驚きで佐々木龍也だ。今年は生まれ変わり、大垣@AA、花月園@@@、小倉@@@?、だ。 10年かかって特別競輪の決勝戦だ。海老根を交わして優勝も有りだ。吉岡が後方から大外捲りで圧勝もあろう。 絞りづらいが、吉岡に優勝をして貰いたい。
 狙い目は、吉岡から小倉の折り返し、佐々木、加藤を絡めたい。3連単は志智の3着以内の入線だ。

吉岡=小倉(2=5)、吉岡−佐々木(2-8)、吉岡−加藤(2-1)の4点で勝負する。


競輪王子さんの予想

 明日の決勝は先行一車なので仕掛けが遅くなってごちゃつくのでは・・・
 展開ですが、最終的には海老根の先行で番手を佐藤と佐々木で競り合う。
 そこで三番手から岡部発進!!

狙い目 7=4 1=7 7=5 2=9 で勝負!


尾張小牧の松ちゃんの予想

個人的には、今年こそ、吉岡捻真選手にGPへ行って貰いたく

「2-5」「2-1」「2-4」

です。 しかし、吉岡選手は、近年、優勝戦に弱いので、押さえで、「加藤選手」と「佐藤選手」からの総流しで。