競輪一発勝負



広島記念 決勝 11R 2004年12月21日

1小嶋敬二 石川 74期逃捲
2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
× 3武田豊樹 茨城 88期逃捲
4高原仁志 徳島 85期自在
  5佐々木健司青森 76期差脚
 6小林豊 広島 62期差脚
 7有坂直樹 秋田 64期差脚
  8渡辺十夢 福井 85期逃捲
9石丸寛之 岡山 76期自在

武田が本領発揮、逃げて後続を押し切り優勝だ。

武田−渡辺の車連(3-8)は8,100円、枠連(3-6)は1,960円で押し切り車券でした。


北九州の渡辺さん 広島競輪(GV)の結果は何だったのか?

 本レース結果を私なりに解説しましょう。 結果は、武田-渡辺-小嶋で入線しましたが、優勝した武田は私の記憶ではGV初優勝と記憶してますが、 (違ったかな?)一年間の集大成をこの場で見せてくれました。心からおめでとうと言いたい。 番手の好調有坂は結果として武田の援護に徹し、久々の北の大器にこの場を譲った(援護した)ような気がしました。 武田は来年タイトル取るかもしれませんね。取って欲しい選手です。 二着入線渡辺は(この選手は捌き甘さから失格、落車が多い選手でしたが年内最後でそのスタイルの結果を見せてくれました。 来年はこの競争(自在というより捌き厳しいマーク屋※要警戒)で行くでしょう。 三着入線の小嶋、今節は調子は万全では無かったと思いますが、初日を除き一車前の選手ラインの選手の動き、 ラインの番手選手の援護のおかげでした。年内振り返りますと、中部の御大将山田が足枷になりグランプリ出場を逃しました。 来年はグランプリベスト9には顔を出すでしょう。最後に藤森さん今節「警戒」の北九州の雄?(昔西の横綱)吉岡について地元として一言述 べさせていただきます。結果として彼の言う「来年への弾み」にはなりませんでした。 ザーンネーン。彼の弱点を露呈した一戦でありました。
 「吉岡」評を私なりに・・・・決して昔の「吉岡」と現在の「吉岡」そう自力としての力は変わらないと思います。 現在輪界で一流を張っている彼の姿には敬服しますが、違うのは過去と現在の競争ルールの相違でしょう。 現行ルールでは誘導早期追いぬきはできない(事故点加算)以上概ね最後の一周(バンク距離・特性によって違いますが)、 つまり勝負所のダッシュ勝負が現在競輪の特徴ですね。これには元来地足タイプの吉岡には適合・順応できません。 したがって横の捌きが無い彼にとって、良い位置(中団)をとっての競争を求めるのは苦です。 彼のスタイルは最後尾からの中団選手の先捲くりに乗って(期待)の捲くり追いこみが主戦法です。 よって中団選手の動き次第で決まりますね。来年もこの競争しかないでしょう。 あとはその時の彼の番組構成と現状の力をどう分析するかでしょう。
 最後に本日の勝負目は目は有坂、吉岡、佐々木健と武田、渡辺、佐々木健の三連単 ボックスでしたでした。ザーンネーン


武田と小嶋の意地ある先行争いを吉岡が捲り仕留める。

 機動型は小嶋、吉岡、武田、高原、渡辺、石丸と風に逆らわずに勝ち上がった。 武田には関東勢が不在となり佐々木に有坂の北日本勢がマークする。 小嶋には渡辺の北陸ライン、石丸に小林の中国ライン、吉岡と高原はどうなるのか。
 武田−佐々木−有坂、小嶋−渡辺、吉岡、高原、石丸−小林、と想定した。 先行は武田であろう、北日本勢がマークしてラインが長くなり展開優位となるのか。 小嶋と武田の主導権争いを好調な高原と石丸が捲る展開であるが、忘れてはならないのが吉岡であろう。
 狙い目は吉岡から、小嶋、武田、高原、石丸へ流したい。

吉岡−小嶋(2-1)、吉岡−武田(2-3)、吉岡−高原(2-4)、吉岡−石丸(2-9)の4点で勝負する。


ミスターKEIRIN Xさんの予想

 面白そうな一戦ですね。大激戦です。 私としての狙いは徹底先行の武田が逃げに逃げて番手の有坂vs高原の勝負と見ております。
 武田豊樹−有坂直樹−高原仁志、小嶋敬二−渡辺十夢、吉岡稔真−小林豊、石丸寛之−佐々木健司、の3.2.2.2の四分戦! 私としての狙いは徹底先行の武田が逃げに逃げて小嶋と武田は万事休す。先行争いは武田の勝ち! そして勝負目は、番手の高原vs有坂の直線勝負と見ております。 有坂=高原−吉岡・石丸・武田・小林への一発勝負かな?これで大入袋ゲット!

F=C-A・H・@・E 難しすぎてKEIRINはやっぱり面白い!