競輪一発勝負



寛仁親王稗 前橋 特優 09R 2004年07月25日

  1高木隆弘 神奈川64期差捲
  2中川誠一郎熊本 85期逃捲
3神山雄一郎栃木 61期自在
× 4合志正臣 熊本 81期差脚
5小川圭二 徳島 68期差捲
 6渡辺一貴 滋賀 58期差脚
 7渡邉晴智 静岡 73期差脚
8太田真一 埼玉 75期逃捲
  9加倉正義 福岡 68期差脚

太田が主導権を握り、神山と渡邉で突き抜ける。

神山−渡邉の車連(3-7)は600円、枠連(3-5)は410円で突き抜け車券でした。


先行2車で太田が主導権を握りマーク神山の番手師に期待する。

 先行タイプは太田と中川の2車で東西に別れての展開になりそうである。 東日本ラインは関東の太田に神山と南関は高木と渡邉で並びそうである。 西日本勢は九州は熊本中川と合志に加倉が3番手となり小川が追走する。近畿の渡辺は位置を決めないでの隙間勝負だ。
 並びは、太田−神山−高木−渡邉、中川−合志−加倉−小川、渡辺、と想定する。 前回覇者の太田は@H@と二次予選で大敗してしまったが此処は得意とするバンクである。 展開次第であろうが逃げる事をまず考えて貰いたい。中川が主導権を握り、南関勢が切り替えたら最終8番手からでは遅すぎる。 前々に踏み込んで行かなければならない、ここは神山が番手で仕事をしてくれるだろう。怖いには3番手から高木が自力で捲り追い込んだ場面だ。 しかし太田も調子を掴めているので心配はあるまい。
 狙い目は、太田真一から神山の折り返し、合志、小川の突っ込みであろう。

太田=神山(8=3)、太田−合志(8-4)、太田−小川(8-5)の4点で勝負する。


寛仁親王稗 前橋 決勝 11R 2004年07月25日

  1武田豊樹 茨城 88期逃捲
2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  3小嶋敬二 石川 74期逃捲
4大塚健一郎大分 82期自在
5小橋正義 新潟 59期差脚
×6稲村成浩 群馬 69期自在
7一丸安貴 愛知 70期自在
  8高城信雄 兵庫 77期逃捲
  9佐藤慎太郎福島 78期差脚

前橋ドームの申し子は小橋が鬼脚を示して優勝。

 周回は、小嶋−一丸、高城−佐藤、武田−小橋−稲村、吉岡−大塚、で折り合った。 高城−佐藤は中部ラインを吉岡−大塚は関東ラインを追走する展開なのだろうか。最後方の吉岡が武田を追い出すように上昇を始め青板を通過した。 武田が小嶋を押さえながら、誘導員を追いかけるが、吉岡は車を引いて8番手に下げる。
 赤板は、武田−小橋−稲村、小嶋−一丸、高城−佐藤、吉岡−大塚、となり、ビッチが上がらないのを見て高城がダッシュをする。 武田は高城−佐藤を前に入れて3番手の好位置を確保する。すでに武田は優勝を意識したのであろうか自分の戦法を捨てたようだ。
 高城−佐藤−武田−小橋−稲村−小嶋−一丸−吉岡−大塚の一列棒状となるが、最終HSから小嶋が捲り発進する、高城マークの佐藤が番手捲りで此に併せる。 武田も捲り込むが、中を割って小橋、内から稲村、外から一丸、が佐藤を襲いかかる。ゴール線は小橋が佐藤を交わして優勝、一丸が鋭く伸びて2着、佐藤は3着に沈んでしまった。 吉岡は競争を忘れてしまったようである。

小橋−一丸の車連(5-7)は3,790円、枠連(4-5)は640円で番手番手車券でした。


武田と小嶋の先行争いを吉岡が捲る展開だ。

 関東勢は注目の武田が決勝戦に勝ち上がり、マークは小橋が地元稲村に譲り積極的に勝負に出よう。 中部近畿勢は小嶋に一丸で高城が追走しそうである。吉岡が完璧に仕上がっている準決も落ち着いた競争を見せてくれ、大塚が番手だ。 北日本の佐藤は目標が無く自在に構えての競争となろう、そんな時の佐藤は良い成績を上げているので要注意である。
 並びは、小嶋−一丸−高城、吉岡−大塚、佐藤、武田−稲村−小橋、と想定した。 武田が先行意欲全開だ、特別競輪で決勝戦に勝ち上がりノルマは達成で無欲で逃げる。 小嶋の性格で武田にダメージを与えるべく先行争いになると思われる。今回は吉岡の捲り頃となる。 吉岡@F@と力強い走りを見せている、準決での厳しい眼差しは優勝への決意が伺われる。
 狙い目は、吉岡から大塚、稲村、小橋、一丸へ流したい。

吉岡−大塚(2-4)、吉岡−稲村(2-6)、吉岡−小橋(2-5)、吉岡−一丸(2-7)の4点で勝負する。