競輪一発勝負



平塚記念 決勝 11R 2004年05月03日

× 1高木隆弘 神奈川64期差捲
  2村上義弘 京都 73期逃捲
  3小野俊之 大分 77期自在
  4川口満宏 東京 58期差脚
  5渡邉晴智 静岡 73期差脚
 6大薗宏 茨城 71期差捲
7吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  8鈴木良太 静岡 86期差脚
9神山雄一郎栃木 61期自在

村上が番手争いを受けてマイペースで押し切る。

 周回は、神山−大薗−川口、吉岡−高木、村上−(小野、渡邉)−鈴木、と村上の番手が小野と渡邉の出入りの厳しいマーク争いとなった。 赤板を回って1角から村上が上昇すると渡邉が追走するが、打鐘では小野が番手を取りきり鈴木が3番手に入る。 再度、渡邉が意地で外から上がり、村上−小野−渡邉−鈴木となり最終HSを通過する。
 吉岡が地元ホームバンクの高木を連れて早くも発進する、小野がブロックする、吉岡も踏ん張るが第2センターで沈没してしまった。 神山は後方のままで、大園が自ら追い上げる。そのままの体勢で村上、小野、渡邉でゴール線を通過した。

村上−小野の車連(2-3)は1,340円、枠連(2-3)は84円で先手必勝車券でした。


タイムスリップしたのか、神山と吉岡の一騎打ちに村上が加わる。

 神山が無傷の@@@で勝ち上がった、一方の吉岡もC@@と冴え渡り、村上はDD@と徐々に調子を戻している。 地元高木も@BBと大きい数字が無く地の利を活かした競争だ。競争得点から小野がEABと卒のない裁きである。 渡邉も未勝利ながら、番手師としての仕事ぶりは見事だ。鈴木と大薗に川口も湘南バンクの風が味方した。
 並びは、神山−大薗−川口、村上−小野−高木、吉岡−渡邉−鈴木、と想定した。 村上の先行であろう、小野が吉岡より村上の番手を選ぶのではないだろうか。村上の番手は狙われる位置でもあり、無風で回れれば優勝に一番近いポジションだ。 神山は長塚を使って自力を封印していたが、此処は自力で勝負する。吉岡も準決では先行押し切りで力強さを感じる。 村上と神山と吉岡の三つ巴に小野が絡み、高木と渡邉が何処まで脚を伸ばすかであろう。
 狙い目は、吉岡から神山の折り返し、高木の頭を絡めたい。

吉岡=神山(7=9)、高木−吉岡(1-7)、高木−神山(1-9)の4点で勝負する。