競輪一発勝負



観音寺「西王座戦」 決勝 11R 2004年02月29日

× 1山田裕仁 岐阜 61期自在
2村上義弘 京都 73期逃脚
3吉岡稔真 福岡 65期逃捲
4大井啓世 奈良 58期差脚
  5前田拓也 大阪 71期差脚
 6市田佳寿浩福井 76期逃脚
7小川圭二 徳島 68期差捲
  8星島太 岡山 66期差脚
9松本整 京都 45期差捲

GP選手が共倒れ、直線中を割って小川が優勝。

 周回は、市田−前田、山田−小川、吉岡−星島、村上−松本−大井、の2−2−2−3並びとなり近畿勢は別れての競争となった。 赤板を向かえると7番手から村上−松本−大井が上昇を始める、山田が絡むが引いて行くと吉岡−星島が追走する。 打鐘で村上−松本−大井が出切って中団がイン市田−前田、アウト吉岡−星島の併走で、山田−小川は後方待機だ。
 最終HSは、村上−松本−大井、市田−前田、イン山田、アウト吉岡、−星島−山田、となり後方が混戦となった。 第一センターから早くも市田が捲り発進する、吉岡は車を下げて8番手となった。市田に併せて松本が得意の番手捲りとなり、山田−小川、吉岡−前田、も襲いかかる。 最終4角を回る、最内から松本、大井、市田、小川、前田がアウトに蹌踉け星島と山田の前を塞ぐ、山田に吉岡が接触して落車する。 小川がゴール線で松本、大井を差し込んで優勝した。
 GP選手の山田7着、吉岡8着、村上9着と不甲斐ない成績に終わった。

小川−松本の車連(7-9)は8,320円、枠連(5-6)は1,270円で四国意地車券でした。


近畿5車で連携すれば吉岡と山田の捲りを封印することも出来る。

 中部地区からは山田、中国地区からは星島、四国地区からは小川、九州地区からは吉岡、とそれぞれ1車が勝ち上がったが、 近畿地区からは大井、村上、前田、市田、松本と5車が名乗りを上げた。それぞれの並びが難解になった。 機動型は吉岡、村上、市田、山田の4車である。村上には松本の京都コンビは間違いない、大井が3番手となりそうだ。 市田の番手は前田が拾いそうだ。吉岡には小川で星島が3番手を追走するか、山田の後ろが空席だ。 近畿5車で連携すれば吉岡と山田の捲りを封印することも出来る。
 並びは、村上−松本−大井、−市田−前田、吉岡−小川、山田−星島、と想定した。 先行は村上であろう松本が番手絶好の展開になるのか、近畿分断に策を吉岡と山田が立てるとも考えづらい、共に自力を持ち味にしているからである。 後は風まかせ、成り行き任せで、吉岡を、山田を選択するか、切るかである。吉岡は@D@と2日目のタイミングを反省して準決は早めに動いて1着になり、 感じは良い。山田は準決で楽勝の位置にいながら市田と松本に食われる油断が、決勝戦で挽回すると期待するかだ。 そもそも村上もBA@と調子を戻して来ている、番手松本もA@Aと連帯率10割であり、此処が安定して人気を集めそうだ。
 狙い目は、村上の番手を無風で回る松本から吉岡と山田の折り返しだ。村上の残り目、大井、小川にも注意したい。

松本=吉岡(9=3)、松本=山田(9=1)の4点で勝負する。


ミスターKEIRIN X さんから

 いよいよ西王座決勝戦! 理想的な勝ち上がりのA村上選手、その番手で、もっとも優勝に近い位置にいるH松本整選手、 E市田選手も自力で調子よく、王者@山田選手やB吉岡選手も一発まくりを狙った3.2.2.2の四分戦!
 やはり、素直に車券を考えれば松本選手のためなら精一杯の逃げを打つ村上義弘選手ですからH松本整が一番優勝に近いでしょうね。 H松本→C大井、F小川、@山田B吉岡、D前田の5点となるでしょう。
 でもこれでは一発勝負のタイトルにふさわしくないですよね。
 そこで混戦が大得意なミスターKEIRIN Xは、閃きました。 村上義弘選手は松本整選手の優勝のために一生懸命逃げるとなると、松本整選手も村上義弘選手を残すために一生懸命ブロックを致します。 これは当たり前のことですが。。。ここがミソなのです。 山田選手や魔の8番手辺りから後半伸びの良い吉岡選手を一発で沈めるためにブロックを松本整選手がするのです。 もうお解りかと思いますが、インが空きますよね。間違いなくインへ突っ込むのがC大井啓世選手かF小川圭二選手なのです!
 展開予想 294・17・65・38
 そこで結論予想!よそう!

C大井啓世選手 からC→H、F、D、@、Bの5点
F小川圭二選手 からF→H、C、@、D、Bの5点

 上記大穴:10点予想ですね。十分元金は取れますね。  明日も競輪一発勝負愛読者が皆幸せになれますように!