競輪一発勝負



和歌山記念 決勝 11R 2004年01月11日

1村上義弘 京都 73期逃脚
× 2小野俊之 大分 77期自在
3岡部芳幸 福島 66期自在
  4近藤修康 岡山 67期自在
5濱口高彰 岐阜 59期差脚
 6八谷誠賢 福岡 77期逃捲
 7豊田知之 岡山 59期差脚
  8中村浩士 千葉 79期逃捲
  9湊崎裕次 福岡 67期自在

九州トリオの作戦で村上を沈め、小野が優勝した。

 周回は、中村−岡部−近藤、村上−濱口−豊田、八谷−小野−湊崎、の三分戦となって赤板を通過する。 九州ラインの八谷がゆっくり上昇して村上ラインに蓋をしながら打鐘を受ける。 先頭中村のピッチは上がらずに第2センターで村上が八谷を退かそうと競り合いながらピッチが上がって最終HSを回る。 八谷が中村を押さえマーク小野と共に先頭に出切る。村上は踏めない、3角手前で村上が踏み直すが九州3番手の湊崎に弾かれて失速してしまった。 この隙を中村が付いて小野の後位に入り込んだ。直線は小野が八谷を捕らえ、中村と湊崎が流れ込んだ。
 九州トリオの作戦勝ちである。村上の状態も悪かったようであるが、小野が@@A@と絶好調の仕上がりで競輪祭に望んでくる。

小野−中村の車連(2-8)は13,520円、枠連(2-6)は950円で好調車券でした。



GPレーサーは小野、岡部、村上の三巴戦か。

 地元近畿地区からは村上がBCBで未勝利ながらGPレーサーとして決勝進出のノルマを果たした。 村上には濱口が指定席になりそうであるが、狙われる位置でもある。東日本勢は準決で岡部らしい競争を見せてくた、中村との連携になりそうである。 中国地区からは近藤と豊田の岡山コンビである。九州勢は3車となり並びはどうなるのであろうか、八谷に湊崎の福岡コンビに小野が3番手が考えられるだろうか。 準決で八谷の捲りに小野が乗って直線で小野が余裕で交わすかと思われたが八谷が1着になる、八谷は記念競輪決勝進出が初めてとなった精神面も侮れまい。 八谷と小野が同期なので並ぶ要素は強いだろう。
 並びは、村上−濱口、八谷−小野−湊崎、中村−岡部、近藤−豊田、と想定した。 先行は村上であろう、加藤に破れて期待を裏切る場面が多かったもが残念であるが人気を奪うのも間違えない。 小野が@@Aと好調ながら準決は八谷を交わせずポカをして騙されたファンがいることであろう。岡部と近藤も隙さえあれば頂だ。 層の厚く好調な選手の揃った九州トリオが村上を封じる作戦を練っていることであろう。
 狙い目は、村上先行の番手は濱口を軸に考え、村上との折り返し、小野、岡部に付けたい。

濱口=村上(5=1)、濱口−小野(5-2)、濱口−岡部(5-3)の4点で勝負する。