競輪一発勝負



熊本記念 優秀 11R 2003年10月26日

  1高木隆弘 神奈川64期差捲
  2荒井崇博 佐賀 82期逃捲
3大井啓世 奈良 58期差脚
4有賀高士 石川 61期差脚
  5小倉竜二 徳島 77期自在
×6中塚記生 熊本 63期差脚
 7稲垣裕之 京都 86期逃捲
  8池尻浩一 福岡 63期差脚
9小嶋敬二 石川 74期逃捲

荒井に軍配が上がるが、小嶋が剛脚を披露して捲り1着。

 周回は、小嶋−有賀−高木、荒井−中塚−池尻、稲垣−大井−小倉、の綺麗な三分戦となって赤板を通過した。 2角から7番手稲垣ラインが上昇する、小嶋は中団を確保すると、後方となった荒井ラインが発進して最終HSを回った。 じわじわと荒井ラインが稲垣ラインを捲りきった処を、外から小嶋が力で捲り込んでいくと有賀は追走が一杯の状態となっている。 4角で小嶋が捲り切って先頭に出ると、インから小倉が強襲、荒井を使った地元中塚の順でゴール線を通過した。

小嶋−小倉の車連(9-5)は1,810円、枠連(4-6)は390円で剛脚車券でした。



荒井と稲垣の主導権争いを小嶋が捲り仕留めよう。

 機関車が九州の荒井、中部の小嶋、近畿の稲垣と3車が勝ち上がった。 荒井には地元長塚に池尻で並びそうだ。小嶋には有賀、稲垣には大井、位置の無い高木と小倉は空いている3番手からの競争となる。
 並びは、荒井−中塚−池尻、小嶋−有賀−高木、稲垣−大井−小倉、と想定した。 先行は稲垣か荒井の何れかで小嶋は捲りになろう。特選での稲垣の先行、荒井の先行は見事であり、行きぷりでは稲垣が優勢だ。 荒井には中塚と池尻でしっかりした九州ラインとなり、位置のない小倉と高木を味方に付けると展開が恵まれそうである。 稲垣に荒井が主導権を奪い合うと小嶋の捲り頃となる。
 狙い目は、小嶋から有賀の折り返し、中塚と大井の直線の脚に期待した。

小嶋=有賀(9=4)、小嶋−中塚(9-6)、小嶋−大井(9-3)の4点で勝負する。