競輪一発勝負



広島「共同通信社杯」 特選 08R 2003年10月12日

1新藤敦 神奈川62期差脚
× 2小野俊之 大分 77期自在
3大井啓世 奈良 58期差脚
  4松永晃典 静岡 76期差脚
  5稲垣裕之 京都 86期逃捲
 6富永益生 愛知 66期自在
7太田真一 埼玉 75期逃捲
  8小川将人 愛知 75期逃捲
  9石丸寛之 岡山 76期自在

稲垣が大井の援護を受け、マイペースで押し切る。

 周回は、小川−富永、太田−新藤、石丸、稲垣−大井−小野−松永、の並びとなった。 松永が太田3番手より、小野マークについた事は太田の出来が悪いと言うことであろう。 赤板手前から4車となった稲垣ラインが上昇して、2角で小川と並びそのまま打鐘を受けて主導権を握る。 後方の太田の動きを伺い、太田の踏みだしと同時に発進する。
 最終HSは、稲垣−大井−小野−松永、(石丸、太田)−新藤、小川−富永、となった。 2角から太田が捲り発進する、小野が併せて太田を沈め、大井が待っていましたと小野に牽制を入れる。 内に石丸が入り込んで直線を向いた。稲垣が自分の競争をして後続を押し切り1着、富永が大外を伸びて2着に入った。
 太田の情けない姿を見てしまった。それだけ力が無く、練習不足と言うことであろう。

稲垣−富永の車連(5-6)は35,780円、枠連(4-5)は2,370円で先行車券でした。



太田真一にとって此処も同脚質が揃って苦しいのか。

 東日本勢は太田に新藤と松永、中部勢は小川に富永、近畿勢は稲垣に大井、西京勢は石丸に小野と細切れ戦模様である。 今節の太田は積極性に乏しく自分の競争をしていない、何か思い悩むことでもあるのであろうか。
 並びは、太田−新藤−松永、稲垣−大井、小川−富永、石丸−小野、と想定した。 太田ラインが長くなり此処は先行勝負を期待したい、先行して捲られても良いではないか。 新藤の調子が良さそうであるから東日本ラインで決めて貰いたい。 先行を主体にしたいのは86期稲垣である、太田がもたもたしていると小川も先陣争いに加わる。 二次予選も佐々木に叩かれはしたものの内を付いて7着と勝負は捨ててなかったようであり、まだ最悪感は無い。
 狙い目は、太田真一から新藤の折り返しを軸に、後は小野と大井に流したい。

太田=新藤(7=1)、太田−小野(7-2)、太田−大井(7-3)の4点で勝負する。