競輪一発勝負



千葉記念 特選 09R 2003年09月06日

× 1會田正一 千葉 68期差捲
2太田真一 埼玉 75期逃捲
  3友定祐己 岡山 82期逃捲
  4石毛克幸 千葉 84期逃捲
  5古原勝己 大阪 60期差脚
 6鈴木一央 福井 63期差捲
 7山根義弘 山口 47期差脚
  8松永晃典 静岡 76期差脚
9小橋正義 新潟 59期差脚

地の利を活かして南関ラインが上位独占、太田は沈没。

 周回は、友定−山根−鈴木、石毛−會田−松永、太田−小橋−古原、の三分戦となった。 赤板から太田ラインがゆっくりと上昇して友定と並ぶと打鐘を受けた。外から地元ラインの石毛が主導権を握り先行体制となる。 中団で友定が関東ラインを分断して、太田と小橋の連携が離れる。小橋が太田を迎え入れて6番手からの捲り勝負となった。
 石毛がペース駆けで逃げている、太田もなかなか発進出来ないでいる、どうした踏めていないぞ。 石毛が風を切って最終4角を回った。ゴール線で松永が鋭く伸びて石毛を交わした會田を差し込んでしまった。

松永−會田の車連(8-1)は5,030円、枠連(1-6)は630円で南関車券でした。



太田真一と小橋の関東ラインが本線だ、地元會田が続く。

 地元勢は石毛に會田がマークして静岡の松永が3番手になる。関東勢は息の合った太田と小橋のコンビである。 中国勢は友定に山根が番手に入り、位置が無く自在脚の鈴木と古原の近畿勢が続きそうである。
 並びは、石毛−會田−松永、太田−小橋、友定−山根、−鈴木−古原、と想定した。 西日本勢が4車で結束するなら友定も先行が充分である、地元の石毛はファンと為に逃げて印象を付けたいと願うだろう。 好調な太田と小橋が人気になるのであろう。やはり逃げても捲ってもインに包まれなければ太田で行ける。
 狙い目は、太田真一から小橋の折り返しに會田を絡めたい。

太田=小橋(2=9)、太田=會田(2=1)の4点で勝負する。


千葉記念 特選 10R 2003年09月06日

  1中塚記生 熊本 63期差脚
× 2神山雄一郎栃木 61期自在
3海老根恵太千葉 86期逃捲
4小野俊之 大分 77期自在
  5有坂直樹 秋田 64期自在
 6田中栄次 岡山 66期差脚
7滝澤正光 千葉 43期自在
  8酒井耕介 京都 56期差脚
9小倉竜二 徳島 77期自在

海老根の仕掛けが遅くなり番手地元滝澤が1着、神山は捲り及ばず。

 周回は、神山−有坂−酒井−中塚、海老根−滝澤−小倉−田中、と小野の欠場により二分戦の展開となった。 赤板を回っても動きがなく、そのまま打鐘を聞いた。第2センターから海老根が踏み込んで神山ラインを押さえると既に最終HSとなった。 神山は5番手に下がった、海老根が快調に逃げていく、仕掛けが遅いので神山も加速出来ずに最終4角をを回ってしまった。 ゴール線は横に広がって、先行番手の滝澤が1着、神山の捲りに乗った有坂が伸びて2着、神山が辛うじて3着となった。

滝澤−有坂の車連(7-5)は4,250円、枠連(4-5)は1,810円で先行番手車券でした。



先行1車の地元海老根と番手滝澤の地元番組だ。

 地元千葉勢は先行1車となった海老根に滝澤が展開に恵まれる番組となった。神山も小野も以前に調子に戻ってはいないようだし、 どこまでオッズを下げる事が出来るのであろうか。神山には有坂がマークするだろう、それとも千葉ラインから競争することもある。 小野には中塚の九州ラインに小倉と田中の瀬戸内ラインが続きそうである。酒井は隙間から苦しい展開となった。
 狙い目は、海老根−滝澤、−酒井、神山−有坂、小野−中塚−小倉−田中、と想定した。 神山が1着を取れなくなり、悩んでいる。一時の滝澤のように自力先行をするが捲られる、 以前のスタイルで競争出来るまでに脚が戻るにはまだ時間が必要な感じである。 小野の同じような状態であろう。有坂は前節の落車をどう見るかで、好調時の落車だけに残念であろう。
 狙い目は、滝澤から海老根、神山、小野、小倉に振り込んで見たい。

滝澤−海老根(7-3)、滝澤−神山(7-2)、滝澤−小野(7-4)、滝澤−小倉(7-9)の4点で勝負する。


千葉記念 特選 11R 2003年09月06日

1内林久徳 滋賀 62期差捲
× 2齋藤登志信山形 80期逃捲
3加倉正義 福岡 68期差脚
  4宮倉勇 千葉 58期自在
  5荒井崇博 佐賀 82期逃捲
 6中山博司 岡山 64期差脚
 7山口幸二 岐阜 62期差脚
  8佐藤晃三 千葉 61期差脚
9村上義弘 京都 73期逃脚

伏見は沈没したが、結末は佐藤と坂本の北日本ワンツー。

 周回は、齋藤−宮倉−佐藤、村上−内林−山口、荒井−加倉−中山、の綺麗な三分戦となった。 荒井が赤板を見て上昇を始め、村上ラインを押さえながら打鐘を受けて、主導権を握る。 荒井は村上の動きを見ながら仕掛けのタイミングを計り、最終HSから村上が追い上げて来た。荒井番手の加倉が村上にブロックをする、 ブロックに動じない村上の底力に感動する。
 全団が縺れているところを齋藤が宮倉を連れて3角から捲り発進して一気に飲み込んでしまった。 村上の先行に対する拘り、加倉の信頼の置けるブロック、齋藤の卒のない捲りに明るい日本の経済が見える。

齋藤−宮倉の車連(2-4)は1,920円、枠連(2-4)は990円で捲り一発車券でした。



齋藤、荒井、村上の綺麗な三分戦模様だ。

 東日本勢は齋藤に地元宮倉と佐藤のやはり地元番組である。九州勢は荒井に加倉に中国の中山が3番手になる。 村上に内林がマークする近畿ラインに中部の山口が3番手となる。
 並びは、村上−内林−山口、齋藤−宮倉−佐藤、荒井−加倉−中山、と想定した。 先行力は村上が上位で、荒井が絡んで行くのではないだろうか。じっくりと齋藤マークの地元宮倉と佐藤が何処まで地の利を得る事が出来るのであろうか。 人気は村上であるが、最近の内林はマーク屋としての意地に欠けて千切れたりして、成績が今ひとつである。
 狙い目は、村上から内林の折り返し、齋藤と加倉をヒモ付けにしたい。

村上=内林(9=1)、村上−齋藤(9-2)、村上−加倉(9-3)の4点で勝負する。