競輪一発勝負



松戸記念 優秀 11R 2003年08月17日

1神山雄一郎栃木 61期自在
2村上義弘 京都 73期逃脚
× 3齋藤登志信山形 80期逃捲
  4高橋光宏 群馬 56期差脚
  5山口幸二 岐阜 62期差脚
 6大竹慎吾 大分 55期差脚
7松本整 京都 45期差捲
  8米田勝洋 千葉 62期差脚
  9川口満宏 東京 58期差脚

村上番手を松本と神山で競り合う、松本1着も失格。

 周回は、齋藤−米田−大竹、神山−川口−高橋、村上−松本−山口の綺麗な三分戦の並びとなった。 赤板から村上がカマシ気味に発進して主導権を握ると、神山が追い上げて村上マークの松本に襲いかかり、打鐘を受けた。
 松本と神山の競り合いとなり、神山が車体故障で失速する。逃げる村上を松本が追走していき、最終3角から4番手にいた齋藤が捲り発進する。 直線勝負となり、松本が村上を捕らえて1着でゴール線を通過、村上、山口と中部近畿ラインに齋藤が追いすがった。 松本は神山との競り合いで失格となった。また、米田がゴール後落車した。
 神山の意地を見た競争であったが、村上を捕らえて先行できなかったのであろうか。既に脚が衰えていたのか、松本の位置が美味しいには分かるが 此処まで踏み込んだならば、先頭で風を切る競争をして貰いたかった。神山の松本を失格に追い込む競争にファンは納得するだろうか。

村上−山口の車連(2-5)は2,030円、枠連(2-4)は1,390円で鉄板車券でした。



京都コンビの村上と松本を沈める事が神山と齋藤に出来るかな。

 特選は、先行で仕切った村上、前団の縺れを捲った神山、巧みな捲りは齋藤、が勝ち上がった。 それぞれがラインに先頭になる。村上には松本の京都コンビに山口と大竹で西日本ラインとなろう。 神山には高橋と川口で関東ライン、齋藤には米田の北日本南関ラインが出来そうである。
 並びは、村上−松本−山口−大竹、神山−川口−高橋、齋藤−米田、と想定した。 逃げるのは村上であろう、動きが遅ければ齋藤が主導権を握る、あるいは神山の積極的な先行もあるのではないだろうか。 西日本勢が4車と長くなれば、スンナリ決まってしまうか、神山の捲りが届くのであろう。 初日は力強い捲りを見せた神山だが番手米田に食われるのだから脚は戻り歩調と言える。
 狙い目は、村上から松本の折り返し、神山と齋藤の捲り脚に期待したい。

村上=松本(2=7)、村上−齋藤(2-3)、村上−神山(2-1)の4点で勝負する。