競輪一発勝負



小田原記念 優秀 11R 2003年08月13日

1伏見俊昭 福島 75期逃捲
2高木隆弘 神奈川64期差捲
  3渡辺一貴 滋賀 58期差脚
× 4伊藤保文 京都 71期自在
  5坂本英一 栃木 59期差脚
 6湊崎裕次 福岡 67期自在
 7中澤央治 大阪 59期差脚
  8新田康仁 静岡 74期逃捲
9小橋正義 新潟 59期差脚

33得意な新田が高木の援護を受けて、伏見をねじ伏せる。

 周回は、新田−高木−湊崎、伊藤−渡辺−中澤、伏見−小橋−坂本、の予想通りの並びとなった。 青板から伏見ラインがゆうくりと上昇して、正攻法の新田ラインを下げ、中団で伊藤ラインとの併走を誘う。 伊藤がこれを嫌って、車を上げて伏見を追い出すように並んで赤板を回るが、伊藤に先行意欲はない。
 伏見が車をアウトバンクに持ち出すと、隙を付いて新田ラインがインから踏み出して主導権を握り打鐘を聞いた。 新田の番手高木が切れて、伏見が番手に填るが、高木が追い上げて新田をマークする。 最終HSを通過する、伏見は内に包まれて身動きが出来ない。伊藤が賺さず捲り込んでいくが高木が牽制して飛ばす。
 新田−高木−渡辺−中澤、伏見−小橋−坂本−湊崎、の一列棒状となって第2センターを周り、 そのまま新田が逃げ切って1着、マーク巧者高木が流れ込んだ。

新田−高木の車連(8-2)は3,110円、枠連(2-6)は500円で地元車券でした。



先行上位の伏見に乗る小橋を軸に期待したい。

 小田原33バンクで動ける選手が活躍した。新田、伏見、伊藤、と三つどもえの競争となりそうである。 新田には高木の南関で結束して、伏見には小橋と坂本の関東勢がマークするのではないだろうか。 伊藤には渡辺と中澤で近畿ラインができる。単騎となった九州の湊崎は地元南関ラインの3番手から組み立てる。
 並びは、新田−高木、−湊崎、伏見−小橋−坂本、伊藤−渡辺−中澤、と想定した。 先行は伏見か新田か、力では伏見であり、地の利が新田にありそうである。縺れれば伊藤の捲り一発が決まる。 今節は小橋が機関車に恵まれているのではないだろうか、初日には松本を使い、優秀競争では伏見マークと運が向いている。
 狙い目は、小橋から逃げる伏見の折り返し、伊藤と高木にヒモ付けだ。

小橋=伏見(9=1)、小橋−伊藤(9-4)、小橋−高木(9-2)の4点で勝負する。