競輪一発勝負



武雄記念 決勝 11R 2003年08月05日

  1坂上忠克 石川 71期逃捲
2加倉正義 福岡 68期差脚
3村上義弘 京都 73期逃脚
  4湊崎裕次 福岡 67期自在
5内林久徳 滋賀 62期差捲
 6佐々木浩三佐賀 50期差脚
 7光岡義洋 愛知 73期差脚
  8成田健児 神奈川75期差脚
9池尻浩一 福岡 63期差脚

力の違いを村上が見せつけた、佐々木も意地を見せたが競争にならず。

 周回は、村上−内林−(佐々木、坂上)−光岡、湊崎−加倉−池尻−成田、の並びとなった。 地元佐々木は福岡4番手を嫌い、近畿3番手を宣言したが、坂上も中部近畿で自力を捨て3番手となり併走となった。 赤板で、池尻−成田がインを切るように上昇して、湊崎−加倉が続いた。池尻が村上を押さえるとピッチを緩めると、成田が惰性で先頭に出て打鐘を受けた。 そのまま成田が福岡トリオの機関車となり、先行している。これが村上降ろしの作戦なのか。
 最終HSは、成田−湊崎−加倉−池尻、村上−内林−(佐々木、坂上)−光岡、で通過する。車間を空けていた村上がHS過ぎから捲り発進し加速する。 湊崎が成田を切り離し、池尻が内林をブロックして、加倉が村上マークに切り替えていく。村上の力の違いを見せつけ最終4角を回る、湊崎が追いすがるが一杯だ。 内林が加倉を押しのけて追走する。ゴール線は村上が格の違いを見せ付け、湊崎が後続の縺れを活かして2着に粘った。

村上−湊崎の車連(3-4)は3,190円、枠連(3-4)は210円で実力車券でした。



地元ホームバンクの佐々木浩三がD@Aで踏ん張る。

 機関車は村上、湊崎、坂上の3車である。近畿勢はH@@と本来に立ち直った村上に内林が番手に入る。 中部勢は動きが良い坂上に光岡がマークする。 九州勢は福岡3車に地元佐々木の4車となって、佐々木が湊崎の番手を回る事も充分に考えられ、その時は主導権を握る競争と思う。
 並びは、村上−内林−成田、湊崎−加倉−池尻−佐々木、坂上−光岡、と想定した。 村上が主導権を握り、内林との直線勝負となり、3着に好調な九州勢が何処まで追いすがるかであろう。 一発穴を空けるのは村上と湊崎で譲り合うと、坂上のカマシ先行ではないだろうか。
 狙い目は、村上の先行と読んで内林の久々の1着に期待したい。加倉と池尻の直線の伸びに意地を見たい。

内林=村上(5=3)、内林−加倉(5-2)、内林−池尻(5-9)の4点で勝負する。