競輪一発勝負



寛仁親王稗 前橋 決勝 11R 2003年07月21日

  1伏見俊昭 福島 75期逃捲H@A
2小橋正義 新潟 59期差脚CA@
  3小嶋敬二 石川 74期逃捲D@@
4太田真一 埼玉 75期逃捲A@B
× 5岡部芳幸 福島 66期自在@@A
 6小林大介 群馬 79期逃捲AHA
 7堤洋 徳島 75期自在EBB
  8高谷雅彦 青森 67期逃捲H@@
9吉岡稔真 福岡 65期逃捲DBB

地元小林の逃げを利して、太田が番手捲りで優勝。

 周回は、小嶋−堤、伏見−岡部−高谷、小林−太田−小橋−吉岡、の並びとなった。小橋を除いて8選手は全て自力のある選手である。 青板を通過すると、6番手の地元小林が太田−小橋−吉岡を連れて上昇し、伏見が太田と並んで注文がありそうな感じであったが車を下げた。
 赤板は、小林−太田−小橋−吉岡、伏見−岡部−高谷、小嶋−堤、となって一列棒状で打鐘を受ける。 8番手に置かれた小嶋−堤が捲り発進して最終HSを周り、伏見と並ぶが此処で小嶋は息をついた。 太田は直ぐさま小林を切り捨てて番手捲りを、吉岡も車を外に出して捲り発進する。小橋が吉岡を牽制すると、岡部が内を付いて最終4角を回った。 このときは流石に「太田、行けるぞ!」と叫び、太田が後続を寄せ付けずに優勝、2着にはインを付いた岡部、3着には小橋の結果となった。
 太田にとって長い長いブランクであった。思い出せば200年シドニーオリンピック直前の「前橋 寛仁親王稗 決勝」で落車してからの時間であろう。 今回は地元小林という機関車、番手師小橋に助けられて関東ラインの結束で優勝できたのであろう。競輪は力も大切であるが、展開が全てである。 今後も期待を裏切らない競争を、納得の行く競争をして貰いたい。

太田−岡部の車連(4-5)は5,700円、枠連(4-4)は2,030円で番手捲り車券でした。



北日本と関東は共に3車、西日本3車で結束するのだろうか。

 北日本勢が3車で伏見に岡部と高谷の並びであろう。関東勢も3車で太田と小林の前後が微妙だが太田に小橋と小林の並びが落ち着くようだ。 西日本勢が小嶋、堤、吉岡と自力タイプ3車となり、点と点の連携になりそうである。
 並びは、伏見−岡部−高谷、太田−小橋−小林、小嶋−堤−吉岡、と想定した。 75期トリオは伏見、堤、太田が共に決勝戦まで勝ち上がった。残念ながら山田と村上に神山が沈んだ、やはり33バンクには展開という魔物が住んでいるようである。 一次予選から勝ち上がったのは太田1車と厳しくなった。また1着がないのは小林と吉岡に堤の運を感じる。岡部が連対率10割と競争が見えている感じである。
 主導権を握る争いになりそうである、先行位置を取るのは小嶋ではないだろうか、番手が混戦になり、太田が小嶋を前に入れて競争する展開を願いたい。 小嶋はGP確定しているので、無理はないし、中部ラインが出来ないので早駆けも無いかも知れない。伏見は優勝を狙うならば、番手が岡部なら仕掛けは遅くなる。 吉岡と堤の動きが鍵を握っているのかもしれない。
 狙い目は、基本的に太田真一から小橋の折り返しをスジとして、岡部と吉岡に振り込みたい。

太田=小橋(4=2)、太田−岡部(4-5)、太田−吉岡(4-9)の4点で勝負する。


新どさけんのいいかげん予想!

 正直いってものすごいイイメンバーになってしまった。中部が小嶋一人になってしまった。山口に期待したんだが・・・・
 この大会得意とする小橋だがここはぼくはあえて消す。それは若い選手がでてくるのが競輪界にとっていいからだ。

したがって 太田=堤(4=7) 伏見=太田(1=4) 伏見=堤(1=7) 75期トリオがんばれ!