競輪一発勝負



取手記念 決勝 11R 2003年07月13日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
  2後閑信一 群馬 65期差捲
3加倉正義 福岡 68期差脚
  4新田康仁 静岡 74期逃捲
  5鰐渕正利 愛知 65期差脚
 6武市和人 高知 74期自在
7濱口高彰 岐阜 59期差脚
  8海老根恵太千葉 86期逃捲
× 9伏見俊昭 福島 75期逃捲

山田の競争経験がもの申し、番手の濱口が優勝。

 周回は、山田−濱口−鰐渕、伏見−(後閑、加倉)、海老根−新田−武市、と伏見番手が競りとなった。 赤板を通過して、海老根ラインが上昇し、打鐘を受ける。伏見にとっては遅いタイミングでの仕掛けであったのか、此に続き、山田との中団の併走を嫌う意識があり、 3角を過ぎて伏見が踏み出す、マークは加倉が奪い取った。
 最終HSでは、伏見が海老根を捕らえて先頭にでると、番手の加倉に海老根が粘り込んでいる。 新田が自ら先に捲り込んで行き、3角で伏見と新田が並び、山田ラインは捲り発進する。 伏見と新田が壮烈なもがき合いをしている外を山田ラインが強襲して、ゴール線で濱口が差し込んで優勝した。

濱口−山田の車連(7-1)は1,250円、枠連(1-5)は580円で岐阜車券でした。



山田と伏見の一騎打ちだが、動き良い濱口にも。

 伏見が絶好調を維持して@@@で敵なしである。山田もマーク濱口に食われ、新田の強襲で3着と疲れが出ている。 海老根は先行力で鰐渕に交わされたにしても2着に粘る強さを見せている。 山田には濱口と鰐渕の中部ライン、伏見には後閑が番手を狙い、南関勢は海老根と新田で連携するのか、結束なければ加倉と武市がマークする。
 並びは、海老根−新田、武市−加倉、伏見−後閑、山田−濱口−鰐渕、と想定した。 先行は海老根ではないだろうか、新田が伏見と中団を奪い合い、後方から山田が捲る展開になる。 あるいは、伏見と山田で睨み合いのままチャンスを失い、加倉あたりが直線を抜け出す。 決勝戦となれば1番車山田の意地が炸裂しそうだ。
 狙い目は、山田から濱口の折り返し、伏見と加倉をヒモに付けたい。

山田=濱口(1=7)、山田−伏見(1-9)、山田−加倉(1-3)の4点で勝負する。