競輪一発勝負



函館記念 優秀 11R 2003年06月22日

1岡部芳幸 福島 66期自在
2内林久徳 滋賀 62期差捲
3池尻浩一 福岡 63期差脚
  4郡英治 広島 68期差脚
5吉岡稔真 福岡 65期逃捲
 6岩見潤 三重 71期差脚
7伏見俊昭 福島 75期逃捲
  8成田健児 神奈川75期差脚
  9坂本勉 青森 57期自在

番手が縺れ、吉岡も後方で動けず、伏見が押し切る。

 周回は、吉岡−池尻−郡、伏見−(イン岡部−坂本、アウト内林−岩見)−成田、となって内林は伏見番手を岡部と競り合う展開となった。 このまま赤板を回り、打鐘を受けてもピッチは上がらない。どうした吉岡!。 第2センターから伏見が踏み出すとアウトコース内林が難なく番手を奪い最終HSを回る。岡部も北日本ラインの為にも内林に抵抗をするべきだ。
 伏見−内林−岩見−成田−岡部−坂本−吉岡−池尻−郡、の一列棒状で最終BSを通過する。 内林と岩見の車間が空いて、吉岡も車間を空けている。そのまま車間が縮まらずに最終4角を周り、直線を向いた。 伏見が巧みな先行で押し切り、内林が流れ込む。3着には脚を貯めた成田が岩見を交わした。
 吉岡は捲るタイミングも無く沈んでしまった。

伏見−内林の車連(7-2)は2,350円、枠連(2-5)は1,640円で逃げ切り車券でした。



「吉岡」と「伏見」は北と南の戦いだ。

 動ける選手は北日本の伏見と岡部に坂本と3車に、九州の吉岡となりラインは大きく2つに別れると期待した。 吉岡には池尻、伏見には岡部と坂本、吉岡ラインには郡と内林に岩見が追走し、成田は北日本ラインを追走する。
 並びは、吉岡−池尻−郡−内林−岩見、伏見−岡部−坂本−成田、と想定した。 先行は伏見となるか、吉岡が中部近畿勢を連れて先行策に出るのではないだろうか。 伏見が逃げると最悪はマーク池尻と8番手に置かれてしまう恐れが生じる。 また、先行して9着にでもなるようだと勝ち上がりに限りが出てくる。伏見も吉岡の状態を見て捲りより先行が主体となろう。 伏見と吉岡の主導権争いなら、内林あたりが面白そうだ。
 狙い目は、吉岡から池尻の折り返し、押さえは伏見と岡部の地元北日本の折り返しだ。悔しいけれど中途半端な車券だ。

吉岡=池尻(5=3)、伏見=岡部(7=1)の4点で勝負する。