競輪一発勝負



高松記念 二予 09R 2003年05月18日

1松井一良 青森 61期差脚
2児玉広志 香川 66期差脚
3太田真一 埼玉 75期逃捲
× 4香川雄介 香川 76期自在
  5湊崎裕次 福岡 67期自在
 6北川紋部 福井 78期差脚
7坂本勉 青森 57期自在
  8川木敬大 兵庫 84期自在
  9和田誠吾 広島 55期差捲

坂本にインを掬われて先行され、太田真一は不甲斐なく沈んだ。

 周回は、川木−北川、坂本−松井、太田−児玉−香川、湊崎−和田、と地元勢が太田を目標にし、細切れ戦となった。 児玉のサドル不良で再発走となり、いやな風が漂った。
 赤板を回って、1センターから太田が上昇する、ハッキリしない動きだ。中団で留まっていると内から坂本が発進すると香川が切り替える。 太田は外から追い上げるが、やはり中団で止まる。なぜに一気に行かないのか。そのままの状態で太田も捲るが力が無い。 直線を向いて3番手の香川が中を割って北日本勢を差し込んで1着となった。坂本、松井と流れ込んで人気の太田と児玉は消え去った。

香川−坂本の車連(4-7)は17,540円、枠連(4-5)は1,420円で3番手車券でした。



太田真一の先行押し切りに期待、ヒモは四国勢だ。

 東日本勢は関東の太田に坂本と松井の北日本勢である、3車で結束できるのであろうか。 四国勢は児玉に香川に中国勢の和田が結束するが機関車がいない、坂本が自力となると太田マークとなるか、九州の湊崎を使う場面が充分考えられる。 近畿勢は川木に北川の予選から勝ち上がった格が下がる6と8番車である。
 並びは、太田−坂本−松井、湊崎−児玉−香川−和田、川木−北川、と想定した。 初日特選の競争を見て太田と児玉の戦闘意識の弱さに呆れた。坂本も悩みがあるようで、波乱含みであろう。 太田が主導権を握って、後続を縺れさせて展開となるのではないだろうか。
 狙い目は、太田真一から児玉と香川で、青森両者の坂本と松井の折り返しを保険とする。

太田−児玉(3-2)、太田−香川(3-4)、坂本=松井(7=1)の4点で勝負する。


高松記念 優秀 11R 2003年05月18日

1村上義弘 京都 73期逃脚
2堤洋 徳島 75期自在
  3小橋正義 新潟 59期差脚
  4土屋裕二 静岡 81期逃捲
× 5佐々木則幸高知 79期逃捲
 6滝澤正光 千葉 43期自在
7川口秀人 徳島 57期差脚
  8星島太 岡山 66期差脚
9松本整 京都 45期差捲

松本が村上の先行を利して、京都ワンツーで応える。

 周回は、土屋−滝澤−小橋、村上−松本−星島、佐々木−堤−川口、の綺麗な三分戦となった。 赤板を回り、佐々木ラインが上昇すると、村上ラインも併せて踏み出した。 村上と佐々木の主導権争いが避けられないように見えたが、佐々木ラインが引いて中団となった。
 村上−松本−星島、佐々木−堤−川口、土屋−滝澤−小橋、の一本棒となり、村上の先行を捲るのは容易ではない。 そのまま最終4角を回り、ゴール線で松本が村上を交わしての京都ワンツーとなり、3着には佐々木が入線した。

松本−村上の車連(9-1)は570円、枠連(1-6)は320円で向日町車券でした。



地元四国勢の活躍に期待を寄せる、村上は本調子なのか。

 地元四国勢は9Rから捲り迫った堤、10R先行で押し切り上位を独占した佐々木、川口である。 東日本勢は9R小橋は追い込み屋としての意地で3着、11Rは村上の番手を児玉から奪った土屋と滝澤の3車である。 やはり京都の勢いは良く、9R先行する金子マークから抜け出し1着の松本、11R先行で押し切った村上である。
 四国勢は佐々木を前にして堤と川口、南関勢は土屋と滝澤、近畿勢は村上と松本、であろう。 星島と小橋がどのラインに付けるのか流動的である。京都ラインの3番手が魅力なのである。
 並びは、佐々木−堤−川口−星島、土屋−滝澤−小橋、村上−松本、と地域的に考えてみた。 先行は佐々木であろう、中団を滝澤のサポートで土屋が潜り込んで、村上を後方に置いての流れになろう。 村上を滝澤が沈め、土屋に併せて堤が番手から捲る地元優先の競争を描いた。
 狙い目は、堤からマーク川口に佐々木の残り、押さえは松本と村上の折り返しだ。

堤−川口(2-7)、堤−佐々木(2-5)、松本=村上(9=1)の4点で勝負する。