競輪一発勝負



平塚記念 優秀 11R 2003年05月03日

× 1小野俊之 大分 77期自在
  2岡部芳幸 福島 66期自在
3小嶋敬二 石川 74期逃捲
4山口幸二 岐阜 62期差脚
  5有坂直樹 秋田 64期自在
 6濱田光識 高知 60期差脚
7神山雄一郎栃木 61期自在
  8平沼由充 福島 83期自在
9吉岡稔真 福岡 65期逃捲

動きの激しい競争を最好調の吉岡が捲り圧勝する。

 周回は、小嶋−山口、神山−濱田、吉岡−小野、岡部−有坂−平沼、の並びで濱田が空いている神山マークとなって青板を通過する。 2角から早くも後方の岡部−有坂−平沼の北日本ラインが上昇して、小嶋ラインと併走となり、小嶋は車を下げて行く。
 赤板で吉岡−小野が動いて、正攻法の位置を奪う、外から小嶋−山口が上昇する。動きの激しい競争となった。 打鐘を受けると小嶋が先行発進して吉岡を捕らえて主導権を握る。小野が上手いアシストで3番手に吉岡を迎え入れた。 岡部が内から3番手吉岡との競り合いとなり吉岡が1車下げる。岡部マークの有坂は切れ、神山は8番手になってしまった。
 最終HSは、小嶋−山口、岡部、吉岡−小野、有坂−平沼、神山−濱田、の順となった。 2角を回り、岡部が捲り発進する、有坂が内を付いて追い上げる、吉岡も車を外に持ち出して発進する、小嶋を捕らえきれない先捲りした岡部を交わした。 小嶋も一杯になり最終4角を回る。神山は小野マークにキッチリと切り替えている。
 ゴール線も体勢が変わらず、吉岡、小野、神山で決まった。吉岡と神山の車券には期待があったのであるが残念であった。 吉岡は最好調である、小野のアシストも良く九州コンビが初日に続いてワンツーを決めた。

吉岡−小野の車連(9-1)は1,080円、枠連(1=6)は570円で九州車券でした。



期待の地元南関勢は沈んで、関東は神山1車となった。

 九州勢は吉岡と小野、四国から濱田、中部勢は小嶋と山口、関東は神山、北日本勢は岡部に有坂と平沼と初日特選は実力車の捲りが決まった。 吉岡、小嶋、岡部、と甲乙付けがたい3車に神山が単騎となって切り崩しにかかるかであろう。
 並びは、吉岡−小野−濱田、小嶋−山口、神山、岡部−有坂−平沼、と想定した。 何処からでも狙え人気は割れそうである。ライン的にもマークがきっちりとしていて神山次第なのだろうか。 神山も吉岡の上昇ムードに比較すると下降線気味で頂けない。
 狙い目はゴール線勝負となり、思い切って吉岡と神山の折り返しで遊んでみたい。小嶋が先行なら山口が抜け出そう。

吉岡=神山(9=7)、吉岡−小野(9-1)、山口−小嶋(4-3)の4点で勝負する。