競輪一発勝負



大垣記念 優秀 11R 2003年04月29日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
× 2小倉竜二 徳島 77期自在
  3大井啓世 奈良 58期差脚
  4疋田敏 愛知 59期差脚
  5荒井崇博 佐賀 82期逃捲
 6三木健治 沖縄 73期差脚
7村上義弘 京都 73期逃脚
  8三宅達也 岡山 79期逃捲
9渡邉晴智 静岡 73期差脚

村上が先行し番手大井が1着、8番手山田の捲りは届かない。

 周回は、山田−疋田、三宅−小倉、村上−大井−渡邉、荒井−三木、の細切れ戦となった。 青板を過ぎる、早くも荒井が動き出して、正攻法を奪うと赤板を向かえた。三宅ラインが荒井ラインに絡み、村上が発進すると打鐘を受けた。
 最終HS、村上の先行だ、キッチリと大井がマークしている。山田は8番手に置かれてしまった。 三宅も荒井も動けない、山田が捲っていくが村上の勢いがよく時期が遅すぎる。
 ゴール線で大井が村上を交わして1着となり近畿ワンツー車券となった。

大井−村上の車連(3-7)は910円、枠連(3-5)は470円で先行番手車券でした。



負けられる山田を封じるのは小倉か村上か。

 初日特選3個レースは荒井、村上、山田と全て捲りで頭に決まった。村上だけがしっかりとマーク大井を連れ込みスジでワンツーとなった。 先行が不利とは思えないが力の差が出た感じである。要するに動ける選手が揃った優秀競争になった。 荒井には三木、村上には大井、山田には疋田、三宅には小倉、地区的に細切れとなり、渡邉は目標が無く村上ラインか山田ラインか悩むところである。
 並びは、渡邉、荒井−三木、村上−大井、山田−疋田、三宅−小倉、と想定した。 先行は三宅、荒井、村上、の順であろうか。村上が山田をどのように封じ込めるかであろう。山田は流れに逆らわずに競争すればホームバンクなので勝てる。 三宅が無欲になると中団が混戦となり波乱が生じるかな。山田が主導権を奪い番手疋田に渡邉が競り込む展開を描いた。
 狙い目は、山田から渡邉の折り返し、混戦なら小倉からだろう。

山田=渡邉(1=9)、小倉−渡邉(2-9)、小倉−村上(2-7)の4点で勝負する。


弥彦競輪FT 特選 11R 2003年04月29日

1井上貴照 群馬 68期自在
2太田真一 埼玉 75期逃捲
  3榊枝輝文 福島 79期自在
4内藤宣彦 秋田 67期差脚
  5大薗宏 茨城 71期自在
 6吉田晴行 神奈川59期差脚
 7小林潤二 群馬 75期差脚
  8高橋武 神奈川50期差脚
× 9坂巻正己 茨城 55期差脚

太田が先行して、井上に交わされるが人気に応えた。

 周回は、榊枝−内藤−吉田、太田−井上−小林、大薗−坂巻−高橋、の並びとなり赤板を通過した。 大薗が太田ラインを抑えながら上昇し、打鐘を受けると大薗が主導権を握りピッチの緩んだところを太田が見逃さずにカマシた。
 最終HSでは、太田−井上−小林、で後続を突け放す。榊枝が捲るが不発に終わり、ゴール線で井上が太田を捕らえてライン3車で決まった。 太田は積極的な競争を見せてくれた。井上に差されたが充分な手応えだ。

井上−太田の車連(1-2)は500円、枠連(1-2)は140円で実力車券でした。



今開催の主役は太田真一である。

 機動型は太田と榊枝の2車である、ローカルFT戦だけに関東ラインと北日本南関ラインの二分戦模様である。 太田には井上と小林の群馬コンビの坂巻と大園の茨城コンビが追走しそうだ。大園が自力なら坂巻が後ろ回りとなるだろう。 榊枝には内藤で北日本ラインに高橋と吉田の神奈川勢が追走すると思われるが、茨城勢、神奈川勢は前々で先行ラインに切り替えて行くだろう。
 並びは、太田−井上−小林、−大薗−坂巻、榊枝−内藤、−高橋−吉田、と想定した。 先行は太田であろう。事実上の先行1車で準地元は上越組の井上と小林でライン固めだ。 太田が主導権を握れずに7番手に置かれた蓋をされた場合は思わぬ結果が生じる。 今節の主役は太田真一で間違いはない。プレッシャーに負けずに力を出すことが出来るだろう。
 狙い目は、太田真一から井上の折り返し、内藤と坂巻がヒモになると美味しそうだ。

太田=井上(2=1)、太田−坂巻(2-9)、太田−内藤(2-4)の4点で勝負する。