競輪一発勝負



川崎記念 優秀 11R 2003年04月06日

  1関根幸夫 神奈川59期逃捲
2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3小橋正義 新潟 59期差脚
4藤田和彦 神奈川63期差脚
× 5神山雄一郎栃木 61期自在
 6山内卓也 愛知 77期自在
7小野俊之 大分 77期自在
  8増田鉄男 徳島 74期差脚
  9鈴木誠 千葉 55期差脚

神山が逃げる、小野の捲り不発だが吉岡が鋭く伸びて1着。

 周回は、神山−小橋−山内、関根−藤田−鈴木、小野−吉岡−増田、の並びとなった。 九州勢は小野が吉岡の前での戦いとなった。赤板手前から早くも小野ラインが上昇して正攻法を取る。 後方から関根ラインが追い上げて、小野と並ぶと打鐘を聞いた。関根が先頭に出てピッチが緩んだ処を神山が一気に叩いて先行策となった。
 神山−小橋−山内、関根−藤田−鈴木、小野−吉岡−増田、と元に戻り最終HSを一本棒で通過する。 関根も動かない、小野が万を辞して捲り発進してくると関根が此に併せて踏み込むがタイミングが遅すぎる。 直線を向いて神山が失速し、小橋も庇うが3番手の山内が強襲して決まるかに思えたが、大外から吉岡がカミソリのように鋭く伸びて1着となった。 2着に山内、3着に小橋と私には予想の付かない車券と成ってしまった。

吉岡−山内の車連(2-6)は15,610円、枠連(2-5)は500円で難解車券でした。



地元ラインに抵抗し、吉岡と神山の対決だ。

 地元南関勢は関根、藤田、鈴木が優秀競争に勝ち上がって、関東勢は神山と小橋、九州勢は吉岡に小野、でラインが出来る。 増田は九州ライン、山内は関東ラインの3番手になると思われる。
 並びは、神山−小橋−山内、吉岡−小野−増田、関根−藤田−鈴木、と想定した。 ライン先頭は神山、吉岡、関野となって誰が主導権を握るのであろうか。吉岡と神山の対決する競争でお互いに意識しあうと関野のカマシ先行が生まれる。 吉岡の先行も有り得る、神山の吉岡の対決なれば流れで逃げる事もある。ただ番手が小橋ならば神山の先行が一歩上だろう、小野が吉岡の為に働く事も考えられる。 ゴール線は力と力の戦いに成りそうだ。脚を温存して小野が優位か、穴目なら南関ラインだろう。
 狙い目は、小野から吉岡、神山、小橋、藤田へ流し込みたい。

小野−吉岡(7-2)、小野−神山(7-5)、小野−小橋(7-3)、小野−藤田(7-4)の4点で勝負する。