競輪一発勝負



平塚「日本選手権」準決 11R 2003年03月22日

× 1山田裕仁 岐阜 61期自在
  2齋藤登志信山形 80期逃捲
3小野俊之 大分 77期自在
  4中塚記生 熊本 63期差脚
5小橋正義 新潟 59期差脚
 6近藤幸徳 愛知 52期自在
 7大塚健一郎大分 82期自在
8太田真一 埼玉 75期逃捲
  9佐藤慎太郎福島 78期差脚

太田真一はタイミングが遅く、山田に突っ張られて沈没した。

 周回は、山田−近藤、齋藤−佐藤、太田−小橋、小野−大塚−中塚、の並びとなって赤板を通過した。 太田は動かない、打鐘となり正攻法の山田は外から来る太田に主導権を渡さずに突っ張る。太田は山田マークの近藤の外で行けず仕舞いで沈没した。 小橋は切り替える。近藤が落車、最終BSでは小野が捲り、さららに齋藤が捲り込んでくる。大塚、佐藤が落車。
 直線は小野が捲り追い込みで山田を捕らえ1着でガッツポーズを見せた。 小野、山田、中塚、齋藤、小橋、太田の順となったが、厳しい審議の結果で小野が失格となり山田が繰り上がった。

山田−中塚の車連(1-4)は5,100円、枠連(1-4)は470円で先手必勝車券でした。



細切れ戦で見応えある競争で楽しみだ。

 北日本勢は齋藤に佐藤の「藤」、関東勢は太田に小橋、中部勢は山田に近藤、九州勢は小野に大塚と中塚で「大中小」の組み合わせだ。 一次予選から勝ち上がったのは中塚AA、近藤@@、太田@B、の3車である。やはり二次予選の壁は厚いものがある。
 並びは、太田−小橋、齋藤−佐藤、小野−大塚−中塚、山田−近藤、と想定した。 先行は太田であろう、マーク屋は中塚、小橋、佐藤の3車で、他は自力を持っている選手が揃い、ゴール線は混戦模様となろう。 九州勢が3車と長くなり、小野も早めの仕掛けでラインで勝ち上がりを望んでいるだろう。
 復調にある太田はマーク小橋を信じて先行で挑んで貰いたい。小野、山田、齋藤がいて中団が縺れる展開を想像した。 山田が最後方から捲りが小野が併せて発進して小橋が叩き、直線で横に広がり、少なくとも太田は3着までに残る競争を心がけてくれるだろう。
 狙い目は、今開催は全て8番車の太田真一から小橋の折り返し、山田、小野に振り込みたい、

太田=小橋(8=5)、太田−山田(8-1)、太田−小野(8-3)の4点で勝負する。