競輪一発勝負



平塚「日本選手権」ゴールデンレーサー賞 2003年03月21日

  1神山雄一郎栃木 61期自在
  2伏見俊昭 福島 75期逃捲
3堤洋 徳島 75期自在
  4有坂直樹 秋田 64期自在
× 5松本整 京都 45期差捲
6佐藤慎太郎福島 78期差脚
 7齋藤登志信山形 80期逃捲
  8小橋正義 新潟 59期差脚
9岡部芳幸 福島 66期自在

神山が意地のカマシ先行で東北勢に主導権を渡さなかった。

 周回は、堤−松本、神山−小橋、伏見−佐藤−岡部−齋藤−有坂、の並びとなった。 赤板まで動きはなく、2角から北日本ラインの機関車伏見が上昇して行った。 打鐘を受けると堤は4番手齋藤のインに粘り、神山は車間を空けて前団の様子を伺っている。 主導権を奪った伏見のピッチが緩んだのを見て、神山が小橋を連れて3角から山颪を使って猛烈ダッシュでカマシて最終HSを回った。
 最終HSは、神山−小橋、伏見−佐藤−岡部−齋藤−有坂、堤−松本、となり、期待の堤は神山のカマシに後手を踏んで沈没してしまった。 神山が意地を見せ、小橋もマーク屋としてキッチリと追走している。小橋との車間が徐々に縮まり最終4角を回り横に広がった。 神山マークの小橋、追い込んだ伏見の一騎打ちとなった。写真判定のの結果は同着となり、佐藤が3着となり三連単の面白さが倍増した。

伏見−小橋の車連(2-8)は3,660円、枠連(2-6)は850円で自力車券でした。

小橋−伏見の車連(8-2)は6,600円、枠連(2-6)は850円で番手車券でした。



北日本勢5車の連携があるのだろうか、寂しい西日本勢は。

 北日本勢は福島が伏見、佐藤、岡部のトリオとなり、齋藤と有坂の5車で結束できるのであろうか。 中でも伏見、齋藤、岡部に自力があり、如何なものだろうか。関東勢は神山に小橋で間違いない。また、堤と松本も同様だ。
 並びは、伏見−佐藤、齋藤−岡部−有坂、神山−小橋、堤−松本、と想定した。 先行は伏見であろう、それに東北勢が続いていく。分断を図るのは神山であり、縺れたところを堤が捲くる展開を考えた。 前で戦って動ける岡部あたりが、割り込んで強襲もある。堤のタイトル取りに徹する競争精神が一番強く左右するのではないだろうか。
 狙い目は、堤を軸にして岡部の折り返し、松本と佐藤に流したい。

堤=岡部(3=9)、堤−松本(3-5)、堤−佐藤(3-6)の4点で勝負する。