競輪一発勝負



伊東記念 決勝 11R 2003年03月09日

× 1渡邉晴智 静岡 73期差脚
2小野俊之 大分 77期自在
3村上義弘 京都 73期逃脚
  4阿部康雄 新潟 68期差脚
  5西川親幸 熊本 57期差脚
 6江嶋康光 福岡 39期差脚
 7新田康仁 静岡 74期逃捲
  8友定祐己 岡山 82期逃捲
  9池尻浩一 福岡 63期差脚

村上が逃げ切り完全優勝、小野は追走が精一杯の流れ込み。

 周回は、友定−池尻−江嶋、新田−渡邉−阿部、村上−小野−西川、の三分戦の布陣となった。 青板から新田ラインが上昇して正攻法の友定ラインと併走する。3角から村上ラインも腰を上げて踏み込んで3つのラインが並んだ。 友定ラインが車を下げて赤板を向かえた。
 村上ラインが出切り主導権を握ると中団が新田ラインと友定ラインで併走へと持ち込み、打鐘を受けいよいよ村上が先行発進する。 徐々にピッチを上げてフル回転となれば、新田も友定も何も抵抗することが出来ない。
 そのまま村上が先行で押し切る、マーク小野も流れ込むのが精一杯であった。強いぞ、本当に今一番乗れているのは村上だと実証した競争であった。

村上−小野の車連(3-2)は490円、枠連(2-3)は270円で先行一番車券でした。



今や文句なく村上が日本一の強い選手だ。

 機動型が村上、小野、新田、友定と4車が伊東温泉バンクで持ち味を活かして勝ち上がってきた。 新田には渡邉の地元コンビで結束する、阿部が3番手になると思う。 九州勢が4車となった、大分は小野には池尻と江嶋の福岡コンビ、熊本の西川は友定に準決と同様になるのではないだろうか。 小野が村上を使うという前提を考えていた。
 並びは、村上−小野−池尻−江嶋、新田−渡邉−阿部、友定−西川、と想定した。 脚見せを見なければわかりません。ただ、優勝に一番近いのが村上で、渡邉、小野と続きそうである。 村上を逃がしたら苦しいので、地元新田は優勝狙いでマーク渡邊に交わされないように遅めの仕掛けと思える。 隙を伺いカマシ先行は友定が面白そうである。
 狙い目は、村上と小野の折り返し、渡邉のヒモ付けだ。

村上=小野(3=2)、村上−渡邉(3-1)、小野−渡邉(2-1)の4点で勝負する。