競輪一発勝負



奈良記念 優秀 11R 2003年02月16日

1松本整 京都 45期差捲
2萩原操 三重 51期差脚
3小嶋敬二 石川 74期逃捲
  4疋田敏 愛知 59期差脚
× 5大井啓世 奈良 58期差脚
 6垣外中勝哉愛知 68期差脚
 7坂本勉 青森 57期自在
  8高城信雄 兵庫 77期逃捲
9高木隆弘 神奈川64期差捲

高城の先行で、地元大井と松本が突き抜け人気に応えた。

 周回は、正攻法を巡って坂本と高城で入れ替わりながら雨上がりの短走路を意識した競争となった。青板では高城ラインと小嶋ラインが併走となり通過した。 打鐘では、高城−大井−松本、小嶋−萩原−疋田−垣外中、坂本−高木、となり、そのまま一列棒状となって最終HSを回った。
 2角から小嶋が捲り発進すると最終BSで大井が叩いて沈め、最終4角を回り、高城の先行を利した地元ホームバンク大井が2連勝で松本が流れ込んで突き抜け車券となった。 3着には内を付いて疋田が伸びた。
 高城の先行が生きた競争で、やはり地元意識の非常に高い競争となった。

大井−松本の車連(5-1)は660円、枠連(1-4)は460円で突き抜け車券でした。



高城と坂本の先行なら、小嶋の捲りに期待したい。

 先行は小嶋、坂本、高城の3車が揃った。中部の小嶋には萩原に疋田で垣外中となり、垣外中は初日同様に別線の3番手も考えられる。 近畿は高城が機関車で松本が番手を地元大井に譲る事であろう。東日本勢は坂本と高木のベテランでスクラムを組む。
 並びは、坂本−高木−垣外中、高城−大井−松本、小嶋−萩原−疋田、と想定した。 先行は高城が有力である。初日は地元ホームバンクの大井を連れて、中団の近藤が水を空けられて逃走劇となり気合いを見せた。 坂本も短走路だけに自ら先行し、小嶋は実力を見せつけた。一発を秘めた垣外中も2匹目がいるのか。
 小嶋は先行から捲りを駆使し脚質を自在に開拓中のようである。高城が先行する事だろう、坂本は無理はせずに中団から踏み出すことだろう。 小嶋が内に包まれずにいれば実力の違いを見せつけよう。
 狙い目は、小嶋から萩原、大井、高木、松本、に振り込みたい。

小嶋−萩原(3-2)、小嶋−大井(3-5)、小嶋−高木(3-9)、小嶋−松本(3-1)の4点で勝負する。