競輪一発勝負



小松島「西王座戦」 決勝 11R 2003年02月09日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
2小野俊之 大分 77期自在
× 3村上義弘 京都 73期逃脚
  4近藤幸徳 愛知 52期自在
  5小川圭二 徳島 68期差捲
 6室井竜二 徳島 65期差脚
 7伊藤保文 京都 71期自在
  8大井啓世 奈良 58期差脚
9小倉竜二 徳島 77期自在

上手いこと転がり込んで先行番手の伊藤が優勝。

 周回は、山田−室井−近藤、小野−小倉、村上−伊藤−大井−小川、で赤板を通過する。 1センターで近藤が山田番手を奪いに行く、後方の村上ラインが上昇をして正攻法の山田を押さえて打鐘を受けた。 村上が先頭に出ると小野が中団5番手に続き、山田マークを外した室井が小野マークに切り替える。
 最終HSは、村上−伊藤−大井−小川、小野−室井−小倉、山田−近藤、の順で通過して、村上の先行で一本棒となる。 村上が風を受けながら力強い先行力だ。BSから小野が捲り込んで室井が続き、小川が室井を弾いて脚力を失う。 山田は後方8番手で競争をさせてもらえないまま沈没した。
 小野の捲りに併せるようにして伊藤が踏み込んで最終4角を回った。直線は伊藤、村上、大井に外から小野が絡んできた。 見事に伊藤が村上を交わして優勝、2着には大井が流れ込み、村上も3着に内で粘っていた。

伊藤−大井の車連(7-8)は2,690円、枠連(5-6)は990円で番手車券でした。



地元ホームバンクから小川、室井、小倉が勝ち上がったぞ。

 中部勢は山田BHAと近藤AGBと未勝利ながら結果を残している。近畿勢は村上@A@に伊藤A@Bと京都コンビに大井@@Bが小さい数字で絶好調とラインになる。 九州は小野F@Aでキッチリと勝ち上がり、地元徳島の小川BB@、室井BBA、小倉DA@の上昇気流である。
 並びは、村上−伊藤−大井、小野−小倉−小川−室井、山田−近藤、と想定した。 ここで徳島トリオの策は如何様なものになるのだろうか? 先行は村上ラインで、山田を8番手に置いて、中団から小野の早めの捲りで上位独占を目論む。 あるいは山田を先行させて、3番手からの展開であろう。
 どこからでも狙えそうである、頭は山田、小野、小倉、村上、伊藤、あたりが有力と思われる。 伏せ兵としては小川も侮れまい。素直にラインで決まるとも思えない。
 狙い目は、小野から小倉の折り返し、村上、山田を絡めてみた。

小野=小倉(2=9)、小野−村上(2-3)、小野−山田(2-1)の4点で勝負する。