競輪一発勝負



いわき「東王座戦」 特選 09R 2003年02月02日

1佐藤慎太郎福島 78期差脚
× 2會田正一 千葉 68期差捲
3松永晃典 静岡 76期差脚
  4長塚智宏 茨城 81期逃捲
  5高木隆弘 神奈川64期差捲
 6幸田光博 栃木 67期差脚
7伏見俊昭 福島 75期逃捲
  8新田康仁 静岡 74期逃捲
  9戸辺英雄 茨城 51期差脚

流石だ、混戦に強い高木が自力で捲り追い込む。

 周回は、新田−松永−高木、長塚−戸辺−幸田、伏見−佐藤−會田、の綺麗な三分戦となった。 赤板手前から伏見ラインが上昇して新田ラインと並んで打鐘を聞いた。伏見が先行体制を整えるより早く、後方の長塚ラインがカマシに挑む。 伏見も引かずに長塚との藻掻き合いを演じた。長塚に軍配があがり、伏見は体制を整え直す。
 ゴール線はなんと高木が捲り追い込み、伏見が2着に復調、長塚が内で3着に残り万車券の配給となった。 競争は熾烈となり、後方で戸辺と松永が落車する。南関、北日本、関東、は高木、伏見、長塚がそれぞれに勝ち上がった。

高木−伏見の車連(5-7)は11,450円、枠連(4-5)は1,190円でスジ無し車券でした。



伏見、新田、長塚、自在屋が揃ったライン戦になるのか。

 機関車は北日本は地元の伏見、関東から長塚、南関は新田と3車で綺麗な三分戦模様である。 伏見には佐藤の福島コンビ、長塚には戸辺の茨城コンビと幸田、新田には松永の静岡コンビに高木、さて會田は福島コンビの後ろ3番手になる。
 並びは、伏見−佐藤−會田、長塚−戸辺−幸田、新田−松永−高木、と想定した。 先行では伏見、捲りは長塚、新田は先行でも捲りでもそこそこである。ここは伏見が先行して、長塚が捲り、隊列の短くなった処を新田が追い上げる 展開になろう。ラインで決まるのか、ゴール線は際どい競争になるかは道中次第である。
 狙い目は、競輪祭が示しているように好調とは言えない選手が揃った感じ、絞りづらい。ならば地の利を活かす地元伏見マークの佐藤からだ。

佐藤=伏見(1=7)、佐藤−會田(1-2)、佐藤−松永(1-3)の4点で勝負する。


いわき「東王座戦」 特選 10R 2003年02月02日

  1栗田雅也 静岡 84期逃捲
  2有坂直樹 秋田 64期自在
3神山雄一郎栃木 61期自在
  4佐々木龍也神奈川57期差脚
5兵藤一也 群馬 82期自在
 6井上貴照 群馬 68期自在
 7東出剛 千葉 54期差脚
8坂本英一 栃木 59期差脚
× 9渡邉晴智 静岡 73期差脚

南関の機関車は栗田マークから渡邉と東出が抜け出す。

 周回は、栗田−渡邉−東出−佐々木、兵藤−井上、神山−坂本−有坂、で栗田が正攻法に構え兵藤の番手競りを防ぐ並びとなった。 赤板を通過する、後方の動きが無く、鐘が入った。栗田は誘導員を使いながらピッチを加速して最終HSから全速回転となった。 人気の神山は最悪の7番手に置かれてしまった。渡邉も気持ち車間を空けて栗田をかばっている。最終BSで神山に併せて兵藤が踏み込む。 神山は兵藤を追走するようになり、沈没だ。
 ゴール線は栗田の先行を利して、渡邉と東出が流れ込み、捲り追い込んだ兵藤が3着に届いた。 神山の衰えを感じさせる競争であった。確かに栗田の仕掛けが遅かった事もあるが、中団の兵藤に合わされて捲り不発になるのでは納得が行かない。 若手が伸びてきていると思えば良いのだろう。思い切っての先行を神山は出来なかったのであろうか。

渡邉−東出の車連(9-7)は1,690円、枠連(5-6)は990円で南関東車券でした。



先行1車は栗田、兵藤が絡んで、神山が捲りきる。

 先行は栗田1車の競争である。神山もいるぞ。兵藤も自力勝負の番組となっている。 栗田には同県の渡邉が番手をキープし東出と佐々木で南関ラインを固める。神山には坂本の栃木両者に北日本の有坂が3番手を宣言した。 兵藤と井上の群馬コンビは前々で競争するだろう。
 並びは、栗田−渡邉−東出−佐々木、兵藤−井上、神山−坂本−有坂、と想定した。 栗田が先行する、兵藤が追い上げて南関ラインの分断を図り、短くなった集団を横目で見ながら神山がお疲れ様と捲り込むだろう。
 狙い目は、神山から坂本の折り返し、渡邉、兵藤、へ流したい。

神山=坂本(3=8)、神山−渡邉(3-9)、神山−兵藤(3-5)の4点で勝負する。


いわき「東王座戦」 特選 11R 2003年02月02日

  1齋藤登志信山形 80期逃捲
  2後閑信一 群馬 65期差捲
  3細川洋 神奈川69期差脚
× 4鈴木誠 千葉 55期差脚
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6手嶋慶介 群馬 75期自在
7岡部芳幸 福島 66期自在
  8新藤敦 神奈川62期差脚
  9小橋正義 新潟 59期差脚

太田の番手が小橋と後閑で潰し合い共倒れ、岡部が自力で捲り圧勝。

 周回は、齋藤−岡部−新藤−細川、太田−(後閑−手嶋、小橋−鈴木)、で太田マークは上越勢は小橋と後閑の競り合いとなった。 赤板を通過して太田が上昇する、小橋と後閑で意地の張り合いが続く。打鐘を受けて、鬼脚小橋が太田マークを奪い取った。 太田がピッチを上げる、齋藤が追い上げてなんと疲れ切った小橋、後閑が競争から脱落。太田マークに齋藤と思いしや、齋藤と太田の主導権争いになった。
 齋藤が先頭に出ると太田は内から追い上げて主導権を奪い返す、太田−齋藤を岡部が自力で新藤と細川を連れて捲り切りゴール線は 岡部、新藤、細川が流れ込んで人気に応えた。
 太田真一も気合いが入っていたが、最終コーナーを回って諦めた様に脚を止める事だけは許せないぞ。 最後まで踏んで貰い上位の賞金を稼いで貰いたい。

岡部−新藤の車連(7-8)は550円、枠連(5-6)は330円で自力捲り車券でした。



太田の番手は小橋と後閑に競り合いになりそうだ。

 機関車は太田と齋藤の2車である。太田には小橋、後閑でマーク争いを演じると思われる。 齋藤には岡部で新藤と細川の神奈川コンビ連携する。鈴木は単騎となり、攪乱するべく力はあるまい。
 並びは、太田−小橋−後閑−手嶋、鈴木、齋藤−岡部−新藤−細川、と想定する。 競争のポイントは太田マーク争いを小橋が仕留めるのか、後閑が許さないのかであろう。さらに齋藤はそれを捲るのか、カマし先行か。 熾烈な戦になりそうである。全ては前々で戦う気力のある太田が浮上する。齋藤マークの岡部も最後は自力で追い上げてくる。
 狙い目は、太田真一から岡部の折り返し、単騎は鈴木の勝負目に張りたい。

太田=岡部(5=7)、太田=鈴木(5=4)の4点で勝負する。