競輪一発勝負



小倉競輪祭 競輪王 特選 06R 2003年01月26日

1児玉広志 香川 66期差脚
2太田真一 埼玉 75期逃捲
  3香川雄介 香川 76期自在
  4鰐渕正利 愛知 65期差脚
  5細川洋 神奈川69期差脚
 6井上貴照 群馬 68期自在
7佐々木則幸高知 79期逃捲
  8高谷雅彦 青森 67期逃捲
× 9兵藤一也 群馬 82期自在

佐々木の先行を太田真一が中団から捲り、関東ラインで123独占。

 周回は、高谷−細川−鰐渕、太田−兵藤−井上、佐々木−児玉−香川、となって赤板を通過する。 佐々木ラインが上昇して太田ラインを押さえながら高谷と並んで打鐘を受けた。主導権を握りピッチが緩むと中団がイン高谷ライン、アウト太田ラインとなる。
 最終HS手前で太田が捲り発進する、佐々木の走りも良いが、2角で捲り切る。高谷も外から捲るが届かずに不発となる。 そのまま4角を回り、兵藤が太田を交わしてワンツーを決め、井上も3着に入り関東ラインで決まった、

兵藤−太田の車連(9-2)は1,620円、枠連(2-6)は900円で関東独占車券でした。



太田真一の脚を信じて見たい、佐々木と高谷をねじ伏せる。

 太田真一はAGFとさみしい結果であり、此処はどうしても頭が欲しい競争である。 太田には群馬の兵藤と井上で関東ラインが出来る。活躍めざましい佐々木には児玉が番手で香川が3番手で四国ライン、北日本南関連携で高谷に細川で3番手は位置のない鰐渕だ。
 並びは、太田−兵藤−井上、佐々木−児玉−香川、高谷−細川−鰐渕、と想定した。 競争下手な太田と高谷に上り調子の佐々木が挑む展開になりそうである。ライン的には四国、関東が纏まっている。 太田が押し出されるように正攻法、中団に高谷ライン、後攻めは佐々木ラインであろう。太田がすんなり中団を奪うのは近況から難しい感じだ。 果たして後方7番手から捲りきる脚があるかであろう。準決は不甲斐ない競争でがっかりした、素直に正攻法で挑んでいれば良かったのに誘導員を追いかける時で脚を使ったようである。 太田の脚を信じて見たい。
 狙い目は、太田真一から児玉の折り返し、マーク兵藤との折り返しだ。

太田=児玉(2=1)、太田=兵藤(2=9)の4点で勝負する。


小倉競輪祭 競輪王 決勝 11R 2003年01月26日

1山田裕仁 岐阜 61期自在
2小嶋敬二 石川 74期逃捲
  3渡邉晴智 静岡 73期差脚
× 4内林久徳 滋賀 62期差捲
  5加藤慎平 岐阜 81期逃捲
 6小川将人 愛知 75期逃捲
 7堤洋 徳島 75期自在
8松岡彰洋 三重 69期逃捲
  9山口富生 岐阜 68期差脚

立川GP02覇者の山田は「競輪祭」でも強い印象を与えた。

 周回は、堤−渡邉、松岡、加藤−山田−山口、小川−小嶋−内林、のコメント通りの並びとなった。 赤板手前で前受けを嫌った堤がピッチを緩める。松岡が内から踏み出して誘導員を追いかけ、車間が空き外から岐阜ラインが追走する。 小川は内に包まれ、連携を切った小嶋は後方に置かれたしまった。打鐘を受けて松岡が先行発進でフル回転となり、隊列がばらけてしまった。
 最終HSは、松岡−加藤−山田−山口−堤−小嶋−渡邉−内林−小川、の一本棒で通過する。後方で小嶋マークを内林と渡邉で小競り合いをしている。 早くも2角から加藤が捲り発進してBSで松岡を捕らえる。松岡が落車、内から渡邉が追い上げ、小嶋は動けないで後方のまま沈没だ。 加藤を山田が容赦なく切り捨てて番手捲りとなって最終4角を回り、流石の山田の踏み込みが良くゴール線を駆け抜けた。 追走の山口と堤が流れ込むのが精一杯だった。
 ラインのしっかりした岐阜トリオの勝利である。堤が先行を嫌ったおかげで単騎松岡の逃げとなり岐阜トリオが最高の番手に填り、 小川と小嶋の連携も、堤と渡邉の連携も乱された。やはり小嶋は自力、堤と渡邉の連携実績もないし、これが中部の作戦だったのだろうか。 兎に角、本命サイドで決まった。立川GP02覇者の1番車山田は「競輪祭」でも強い印象を与えた。

山田−山口の車連(1-9)は450円、枠連(1-6)は280円で岐阜車券でした。


eX−Dさんの感想

 今回の決勝、やはり中部にとってはやりにくそうなレースだったと思います。 小嶋にしろ、松岡にしろ、加藤にしろ、小川にしろ、そして山口(富)、山田にしたって皆やりにくかったと思います。
 並びは結局 F堤−B渡邉、G松岡、D加藤−@山田−H山口(富)、E小川−A小嶋−C内林になりましたが、 E小川とA小嶋は連携は初めてだし、それに2002オールスター準決勝では共に別線でやりあった為、 神山に捲られる・・・という苦い経験があったのが影響したのかも知れません。
 それにしても普段のレースではラインを組み合っている人たちなので、お互いの手の内は知っているし、 知られているのでやりにくかったのでしょう。それが6人ですから・・・なおさらです。
 その中でも岐阜は3人しっかりとラインを組んでいたのが勝因ですかねぇ・・・それぞれ自分の率直な感想は・・・
 1着@山田・・・さすがここ一番でのポイントを逃さない山田裕仁はさすがとしかいえません。
 2着H山口(富)・・・山田についていき1、2、グランプリに続いてG1は3回目の山田−山口(富)(折り返し含む)名コンビだなこりゃ・・・
 3着F堤・・・確かに中部はかく乱したかも知れないが・・・レースも壊しちゃあ・・・
 4着D加藤・・・上手く松岡の番手にはまり初G1決勝で4着は立派だと思います、よくガン栄えいました。
 5着A小嶋・・・う〜ん前もマーク失敗だったもんなぁやはり自力向きか・・・だけど中部の自力が5人もいれば・・・仕方ないか・・・今開催を見てまだチャンスはあると思います。 頑張って!!社長!!
 6着B渡邉・・・内林との競り合いで見せ場なし・・・南関1人じゃ苦しかったか・・・
 7着E小川・・・初G1決勝で緊張したか。同期同県のの金子と切磋琢磨して頑張って!!
 8着C内林・・・前が混乱しちゃあこの着も仕方がない。
 9着G松岡・・・あの場面で思いっきり仕掛けて流れを作ったのは誉めたい、これで復活したかんじがするのでこれからも頑張って!!
 最後に今年はどんな1年になるのか・・・やはり自分はこの調子で中部勢に頑張って欲しいなと思いつつこの辺で。 (しかし、西王座戦は無茶苦茶激しいレースになりそうだ・・・(泣))



小川を足場に小嶋が悲願のタイトルを奪い取るぞ。

 決勝戦はなんとまあ、中部勢6車が揃いし、動ける選手が加藤、小川、小嶋、松岡、山田となりマーク屋は山口1車の布陣となった。 近畿からは内林、四国から堤、南関からは渡邉と北日本、関東、中国、ましてや地元九州が1車もいない競争となった。 岐阜トリオは加藤に山田と山口で結束し、残る小嶋、小川、松岡は脚質を活かすならば単騎戦も想定される。 小嶋が小川番手を主張して内林が3番手でラインを固める。堤に渡邉がナショナルチームラインとなれば松岡は気楽な単騎での競争である。
 並びは、加藤−山田−山口、小川−小嶋−内林、松岡、堤−渡邉、と想定した。 機関車としては加藤、小川、堤、松岡の4車となる。ラインの長い加藤と小川の中部が別線でどんな作戦を練るのだろうか。 熾烈な叩き合いとなり、山田が内に包まれて堤が捲る、松岡が切れ目から猛烈ダッシュで見せ場を持つ事が出来るのであろうか。 何れにしても中部は2重連での強力な機動力で、松岡と堤が番手捲りの山田と小嶋を仕留める事が出来るのであろうか不安になる。 此処は小嶋に悲願のタイトルの順番が来た。山田もGP連覇への切符を手にしたいと読んでいる。
 狙い目は、小嶋から山田の折り返し、マーク内林との折り返しだ。穴は松岡のダッシュ一発。

小嶋=山田(2=1)、小嶋=内林(2=4)の4点で勝負する。


もりながさんの予想

 11月から1月に開催時期が移行して2度目の競輪祭。なんか「このあいだGPが終わったばかりなのにもうGI?」という 気がしてならない。1月だと全国的に冷え込む時期。小倉はドームだけに私みたいに本場で見る人間はいいが、場外は 冷え込みも厳しそう。売り上げも冷え込みそうなのは心配なところ。(1〜2月はGIIだけでいい気がするが・・・)
 周回中は、コメントどおりなら堤-渡邉、松岡、小川-小嶋-内林、加藤-山田-山口。 松岡は単騎、堤は捲り中心で、逃げに意欲あるのは小川か加藤だが、同じ中部勢だけに叩き合うことまではないだろう。 加藤が逃げればまさに昨年の再現、番手捲りもある山田ラインからでどうしようもない。では、小川が先手取ったときに どうなるか。加藤の捲りでは届くかどうか心許ないが、その際には山田の自力捲りがある。近年の山田は、以前のポカリ が見られない。ここは素直に狙うしかないか。ただし車券は番手山口中心で。GPの時にはここの予想文では的中しながら 現場では小野狙いで山田買わずハズレ。今回その借りを返したい。堤は力は十分だが、展開作るのがあまりに下手で 信頼しづらい。FI〜GIIIではそれでも捲りが突き抜けるが、GI決勝では切った方が得策。
        2車単 山田=山口、山口−内林                   
        3連単 山口-山田-内林、山口-山田-松岡、山口-内林-山田、山口-松岡-山田で勝負
競輪祭で九州勢のおらんちゅうとは寂しかなぁ。荒井と合志にゃあ期待しとったとばってん・・・。


eX−Dさんの予想

 さて、今回の競輪祭決勝だが・・・・四国1、近畿1、中部6!?、南関1・・・と、中部が絶好調であるのは明白だ。それに自力型が多すぎる!!、 さらに神山や伏見、村上などが2次予選で消えるなど波乱ずくめでもあった。
 中部がものすごいいい流れになったのは2日目からであろう。1日目は「なんかどうなのかなあ・・・大丈夫かなあ」と、思っていました。 (山口幸、金子が1次予選で消えたから・・・)
 2次予選に残ったのは一丸、笠松、小川(以上愛知)、加藤、濱口(以上岐阜)、松岡、梅澤(以上三重)、小嶋、北野(以上石川)の9名、 これにDMDの山田、山口(富)(共に岐阜)の2名を加えた11名、2日目で消えたのは一丸と北野の2名だけ。
 準決勝に残った9名が3名ずつに分かれた準決勝。すべてのレースで中部は2−1の別線で勝負したのだが・・・
 10R、E笠松−G小川、C加藤に分かれたのだが最終HSではE笠松−G小川−C加藤と、連携したような感じであった。 これが小川、加藤が決勝進出した原因かも知れない。
 11R、B小嶋−@山口(富)、E梅澤と別れ、B小嶋の8番手からの捲りが決まり@山口(富)との1、2フィニッシュ。 E梅澤は見せ場作れず・・・8着
 12R、@山田−H濱口、E松岡と分かれ、E松岡がBSから捲って独走。E松岡にとって会心のレースだったかも知れない。 2着には何とか追い込んできた@山田、H濱口は惜しい4着となった。
 さて決勝のメンバーで中部勢をおさらいすると・・・
 E小川(愛知)、@山田、D加藤、H山口(富)(以上岐阜)、G松岡(三重)、A小嶋(石川)と、岐阜勢は3人乗ってきた。 ふるさとダービー松阪(2002年6月)の時でも決勝は4人だったし、その時は別線ながらも上手く連携して1、2フィニッシュ、 今回は、中部、近畿をひとまとめとして考えるとC内林も追加して7人・・・恐ろしい・・・
 さて、並びはB通り考えた。
1、A小嶋−E小川、G松岡−C内林、D加藤−@山田−H山口(富)、F堤−B渡邉
2、A小嶋−E小川−B渡邉、G松岡−C内林、D加藤−@山田−H山口(富)、F堤
3、A小嶋−E小川、G松岡−H山口(富)−C内林、D加藤−@山田、F堤−B渡邉
 可能性としては3番目が1番低いだろう・・・・だけど、E小川についてはA小嶋かG松岡のどちらへつくかは分からない、 E小川がG松岡の後ろについた場合、A小嶋の後ろはC内林がつくものと考えられる。 さて本命だが・・・正直いって迷う。予想点数が膨らむのは仕方がない。ここでポイントを
 A小嶋、D加藤、G松岡・・・先行?捲り?どっちにしてもこちらからは想像もつかずワクワクする。
 C内林、E小川、H山口(富)・・・前のスピードについていけば・・・
 @山田・・・自在の彼は何でもできるが加藤の番手に徹すると見たが、状況が悪ければ自力で・・・
 F堤・・・どうにかして中部をかく乱したいところ、
 B渡邉・・・中部の番手狙いに行ったとしても、中部のラインは3つ。これじゃあF堤についたほうがいいか。
 さて結論として◎@山田、○A小嶋、▲H山口(富)、△G松岡、×D加藤、注E小川、C内林。 もうこうなったら個人的感情を重視して中部近畿に頑張ってもらいたい。よって
    山田→小嶋、山口(富)、松岡、加藤、小川、内林(1→2、9、8、5、6、4)
    小嶋→山田、松岡、加藤、小川、内林(2→1、8、5、6、4)
    山口(富)→山田、小嶋、松岡、加藤(9→1、2、8、5)
    松岡→山田、小嶋、加藤、小川、内林(8→1、2、5、6、4)
    加藤→山田、山口(富)、小嶋、松岡(5→1、9、2、8)
    小川→小嶋、松岡(6→2、8)
    内林→小嶋、松岡(4→2、8)
の28点(無茶苦茶多すぎ)で勝負。(だってこれ以上切れない・・・中部近畿には頑張ってもらいたいし・・・(涙))


どさけんの 新いいかげん予想!

 中部 近畿 がずらりと勢ぞろい。こんなにかちあがったのはうれしい限りである。
予想 山田が慎平の番手だから慎平のぽかがありそうなので、山田はよくて2着だろう・・・3日間まえまえだから
しるしつけるならば
          堤・・・▲
       ハルトモ・・・注
         小嶋・・・◎
       ウッチー・・・×
        しんぺい・・・
         山田・・・○
         山口・・・
         松岡・・・穴
         小川・・・
したがって 小嶋=山田  堤ーハルトモ  堤ーウッチー 松岡ー堤
      松岡ーハルトモ 松岡ー小嶋 松岡ーウッチー 松岡ー山田 9点勝負じゃ