競輪一発勝負



小倉競輪祭 競輪王 準決 12R 2003年01月25日

× 1山田裕仁 岐阜 61期自在
2合志正臣 熊本 81期逃捲
3東出剛 千葉 54期差脚
  4内林久徳 滋賀 62期差捲
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6松岡彰洋 三重 69期逃捲
 7横田努 熊本 69期自在
  8香川雄介 香川 76期自在
  9濱口高彰 岐阜 59期差脚

太田が先行、3番手から松岡の捲りが決まり山田は及ばず。

 スタートで東出が先頭に出る、太田は最後方となり出渋り状態となる。BSで誘導員は4角という有様となった。 東出がアウトバンクに上昇、太田が中を割って上がると内林が追走する。太田−内林−合志−横田−松岡−山田−香川−濱口−東出の順となって太田は誘導員を追いかけて青板を通過する。 太田が誘導員に追いつくと東出が上昇してマーク位置を確保する。太田−東出の3番手が内林、山田、松岡の3車が併走となり赤板を回った。 松岡が踏み込み太田に縋ると山田は車を引いて打鐘を受けた。太田が譲らずに主導権を握ると、後ろで香川と横田が落車となった。
 最終HSは、太田−東出、松岡−内林−合志、山田−濱口、の一本棒となった。3番手松岡が2角から捲り発進する、東出が反応出来ず、また内林も切れる感じになった。 その外を山田が捲り込んでいく。松岡は太田を捕らえると独走となり、東出と内林でじゃれながら最終4角を回った。太田はすでに一杯の状態、山田が渾身の力で追い込んできた。 ゴール線は松岡、山田、内林の順で太田は大敗してしまった。

松岡−山田の車連(6-1)は11,800円、枠連(1-5)は790円で中部王国車券でした。



太田よ、最終レース1番車を封じる事が出来る。

 自在屋は山田、太田、松岡、横田である。山田は中部の松岡を前に置いて競争し、濱口が3番手となろう。 太田には東出の東日本2車となり、位置のない内林がここからの戦になると考える。九州勢は横田と合志に四国の香川が3番手に入り西京ラインを形勢する。
 並びは、太田−東出−内林、松岡−山田−濱口、横田−合志−香川、と想定した。 文句なく山田が本命となる。しかし山田が松岡マークなら、普段自力で動いている山田に死点が生じるのではないだろうか。 太田は3着に入るべく競争を組み立ててもらいたい。それは番手東出のブロックを信じて先行勝負に挑む事が大前提であろう。 松岡を逃がしたら番手絶好調の山田を捲れる力は太田にしろ横田にしろ苦しい展開となる。 主導権を握って松岡の動きを警戒すれば山田を封じ込める事は出来る。また横田も地元九州となり力の入るレースを見せてくれるだろう。 中でも合志には自力も有り、直線勝負となると近況内林より上位と思われる。
 狙い目は、太田真一から東出の折り返し、山田、合志に流したい。

太田=東出(5=3)、太田−山田(5-1)、太田−合志(5-2)の4点で勝負する。