競輪一発勝負



大宮記念 決勝 11R 2003年01月16日

1小嶋敬二 石川 74期逃捲
  2野田源一 秋田 81期逃捲
3村上義弘 京都 73期逃脚
  4中澤央治 大阪 59期差脚
  5中塚記生 熊本 63期差脚
×6森田進 埼玉 57期差脚
 7池尻浩一 福岡 63期差脚
  8十文字貴信茨城 75期逃捲
9佐々木則幸高知 79期逃捲

79期佐々木の捲りが決まる、小嶋は及ばず2着。

 村上、小嶋、を相手に野田が先行する。上昇基調に乗る佐々木則幸が地元高知記念に続いて大宮記念も優勝した。 今年の注目すべく選手となる。

佐々木−小嶋の車連(9-1)は4,960円、枠連(1-6)は860円で逃げ逃げ車券でした。



自在屋が多く、小嶋と村上に佐々木と野田が抵抗する。

 大宮バンクで小嶋、野田、村上、佐々木と先行屋が多く決勝戦に勝ち上がるのも珍しい事ではないだろうか。 ラインも不明瞭となる。四国の佐々木には九州勢は池尻と中塚で並びそうである。 近畿ラインで村上には中澤が無風で回れそうだ。残る機関車は野田と小嶋である。此処は地元森田が小嶋を指名してもらいたい希望がある。すれば十文字は野田マークであろう。 兎に角、並びは流動的だ。
 並びは、佐々木−池尻−中塚、村上−中澤、小嶋−森田、野田−十文字、と想定した。 小嶋が@@@と捲り三連発の無傷で勝ち上がって好調を示している。村上も@C@と500バンクを意識した走行で無視はできなくなった。 佐々木もホームバンクが500であり、大宮も苦にはしないで走れる。野田はCCAとしぶとい勝ち上がりを見せている。 そして忘れていた地元森田もE@Bと地の利をいかして勝ち上がってきた。
 主導権取りで縺れるような番組である。佐々木と村上が互角、格下の野田が積極的で攻めるか動けずに終わるかが鍵ではなかろうか。 小嶋は無闇に先行していないので、捲りにでる可能性が大きい。どこからでも狙えそうなバンクである。 佐々木と野田あるいは村上の主導権争いを小嶋が捲る展開と思える。小嶋の捲りにマーク屋は追走出来るかであろう。 あるいは先行選手のダッシュに切れて番手に先行選手が入る可能性も大きい確率ではなかろうか。
 狙い目は、小嶋を中心に村上の折り返し、森田、佐々木、を絡めてみたい。

小嶋=村上(1=3)、小嶋−森田(1-6)、小嶋−佐々木(1-9)の4点で勝負する。