競輪一発勝負



大宮記念 特選 09R 2003年01月13日

  1滝澤正光 千葉 43期自在
  2戸辺英雄 茨城 51期差脚
  3中塚記生 熊本 63期差脚
  4松本一成 新潟 77期逃捲
5佐々木龍也神奈川57期差脚
 6宮村耕一 石川 61期自在
7齋藤登志信山形 80期逃捲
  8十文字貴信茨城 75期逃捲
× 9小嶋敬二 石川 74期逃捲

松本が先行し、人気の齋藤を叩いて小嶋が捲りきる。

 周回は、小嶋−宮村−中塚、齋藤−佐々木−滝澤、松本−十文字−戸辺、となって赤板を通過する。 2角から松本が上昇を始め、中団で鐘を受けそのまま先頭に出る。ピッチが緩んで中団がイン小嶋ライン、アウト齋藤ラインの併走になった。
 最終HSは、松本−十文字−戸辺、(イン小嶋−宮村−中塚、アウト齋藤−佐々木−滝澤)、となり松本が回転を上げて発進する。 小嶋と齋藤で競り合い、小嶋が齋藤を叩いて2角からダッシュするとマーク宮村が追走できない。小嶋が松本を3角で捲り切ると十文字が此に切り替えた。
 最終4角は、小嶋−十文字−戸辺で抜け出して直線を向いた。小嶋が後続を押さえ、戸辺が強襲して十文字を交わし2着となった。

小嶋−戸辺の車連(9-2)は3,750円、枠連(2-6)は920円で捲り一発車券でした。



松本の先行を小嶋と齋藤が捲る展開だ。

 関東勢は松本に戸辺と十文字、北日本の齋藤には佐々木と滝澤の南関勢でラインが出来る。 西日本勢は小嶋に宮村で中塚が3番手を固めそうである。
 並びは、松本−戸辺−十文字、齋藤−佐々木−滝澤、小嶋−宮村−中塚、と想定した。 先行は松本が有力である。小嶋も齋藤も捲りで成績を残すようになっている。 近況では、小嶋は一宮GVHF欠と沈んでしまっている、齋藤は川崎FT@@Aと好調である。戸辺もGPF出場で運が残っているか解らない。 残る選手もあまり目立った様子はなさそうである。新年を迎えて「競輪祭」の調整期間中になるのか占うようである。 小嶋の動きが如何なモノか、松本の先行力は上位を沈める事ができる成長があるのか、やはり齋藤と佐々木に人気が集まり、小嶋が押さえる。
 狙い目は、齋藤と佐々木の折り返し、小嶋を絡めてみたい。

齋藤=佐々木(7=5)、小嶋−齋藤(9-7)、小嶋−佐々木(9-5)の4点で勝負する。


大宮記念 特選 10R 2003年01月13日

  1三宅伸 岡山 64期自在
2村上義弘 京都 73期逃脚
3池尻浩一 福岡 63期差脚
  4落合豊 茨城 69期自在
5金田健一郎大阪 60期差脚
 6松江健一 静岡 72期差脚
×7小川巧 岡山 57期差脚
  8光岡義洋 愛知 73期差脚
  9村本大輔 静岡 77期差脚

日本一の機関車、村上が大宮500バンクを先行で押し切る。

 周回は、三宅−小川−池尻、村上−金田−光岡、落合−村本−松江、の並びとなった。 赤板手前で村本−松江の南関ラインが上昇して村上マークの金田−光岡に競り駆けながら第一センターを通過する。 打鐘を受け、3角から村上が踏み上げて主導権を奪うと三宅ラインは車を下げた。村上は三宅の動きを警戒するため後方を見ている。
 最終HSは、村上−(イン金田−光岡、アウト村本−松江)−落合、三宅−小川−池尻、の順となった。 村上は第一センターから発進する、金田と村本の競り合いは金田が意地で村本を叩いて奪回する。 三宅が最終BSから捲り発進するが、村上のペースが衰えず最終4角を回った。
 村上が後続を押し切って1着、内を付いて光岡が伸びて2着、金田は3着に留まった。

村上−光岡の車連(2-8)は2,200円、枠連(2-6)は580円で逃げ切り車券でした。



先行1車の村上が展開優位だが、無風で回るなら金田が浮上。

 機関車は村上と三宅の2車で、東日本勢に位置がなく苦しい展開になりそうである。 村上と金田の近畿勢に中部の光岡が連携、三宅には同県の小川で池尻が3番手で西京ラインとなる。 関東の落合と静岡同県の村本と松江はどんな作戦を練っているのだろうか。
 並びは、村上−金田−光岡、落合−村本−松江、三宅−小川−池尻、と想定した。 先行は村上でマーク金田に東日本勢が分断策にでると、西京勢に曲者が多く脚を貯める小川と池尻が侮れない。 村上がGPレーサーとして戦力上位で押し切る事であろう。
 狙い目は、村上から金田の折り返し、小川と池尻に振ってみたい。

村上=金田(2=5)、村上−小川(2-7)、村上−池尻(2-3)の4点で勝負する。


大宮記念 特選 11R 2003年01月13日

1小橋正義 新潟 59期差脚
× 2渡会宏和 愛知 65期自在
  3佐々木則幸高知 79期逃捲
  4中澤央治 大阪 59期差脚
  5野田源一 秋田 81期逃捲
 6森田進 埼玉 57期差脚
 7豊岡弘 長崎 69期差捲
  8米田勝洋 千葉 62期差脚
9吉岡稔真 福岡 65期逃捲

野田の先行を鮮やかに佐々木が捲り切る、吉岡の迫力も及ばず。

 周回は、吉岡−豊岡、佐々木−(イン度会、アウト米田)−中澤、野田−小橋−森田、の並びとなって赤板を通過した。 2角から野田がゆっくりと上昇を開始していくと、佐々木も併せて上昇し、打鐘を受けた。吉岡は素直に車を下げた。
 最終HSは、野田−小橋−森田、佐々木−(イン米田、アウト度会)−中澤、吉岡−豊田、となった。佐々木の番手戦は米田が取りり、佐々木がダッシュすると追走が出来ない。 吉岡も発進しているが勢いに欠けている。佐々木があっという間に前団を飲み込んだ、小橋も抵抗したように見えたが勢いには及ばない。 佐々木が後続を引き離して最終4角を回ると、小橋が野田を捕らえて追走する。
 ゴール線は佐々木、千切れて小橋、脚を貯めて外を強襲した中澤が3着となった。

佐々木−小橋の車連(3-1)は1,830円、枠連(1-3)は710円で捲り一発車券でした。



地元太田欠場で、森田も苦しい6番車の最終競争だ。

 機関車は佐々木、野田、吉岡の3車に度会を加えなければならないようだ。 佐々木には吉岡がマークして豊岡が続く西京ラインが出来る。度会に中澤で中部近畿ライン、野田には小橋が番手を回り地元森田が追走する。 南関1車の米田は関東勢の後ろからの競争になろう。
 並びは、佐々木−吉岡−豊岡、度会−中澤、野田−小橋−森田−米田、と想定した。 先行は佐々木か野田かである、野田も東日本勢ラインで結束して長くなると逃げるしかあるまい。 佐々木も吉岡がマークするならば捨て身の先行も辞さないだろう。先行争いになると一気に度会がカマシて意地を見せる場面も生まれる。
 狙い目は、吉岡、小橋、度会の組み合わせとなる。

吉岡=小橋(9=1)、度会−吉岡(2-9)、度会−小橋(2-1)の4点で勝負する。