競輪一発勝負



広島記念 特選 09R 2002年12月14日

× 1小倉竜二 徳島 77期自在
  2金古将人 福島 67期自在
3市田佳寿浩福井 76期逃脚
  4井上薫 大阪 42期差脚
  5横田努 熊本 69期自在
 6桑原大志 山口 80期自在
7後閑信一 群馬 65期差捲
  8戸辺裕将 茨城 72期差脚
  9星島太 岡山 66期差脚

市田の番手を征した横田が1着、小倉は及ばず。

 周回は、金古−後閑−戸辺、小倉−桑原、市田−井上、横田−星島、で赤板を通過した。 2角から市田−井上−横田−星島が上昇し、正攻法の金古と並び打鐘を受けた。
 市田の番手井上に金古、横田が競い合う。番手は横田が奪って、市田の先行マイペースの展開になった。 市田−横田−(小倉、金古)と後続が縺れている。最終3角で1番車小倉が捲り追い込みで直線を向くと、横田もこれに合わせて踏み込んだ。 なんと先行1車で期待した市田は垂れてしまった。ゴール線は横田、小倉、星島の順で決まった。

横田−小倉の車連(5-1)は3,700円、枠連(1-4)は1,340円で先行潰れ車券でした。



先行1車で後続が縺れる、市田が押し切る。

 先行は市田1車で、金古と横田が捲りになりそうだ。市田には井上の近畿ライン、金古には後閑と戸辺で東日本ライン、横田には小倉と星島に桑原の西京ラインとなりそうである。 市田マークの井上の位置が狙われそうだ、一番美味しい位置であろう。
 並びは、市田−井上、金古−後閑−戸辺、横田−小倉−星島−桑原、と想定した。 先行は市田で、井上が番手を無風で回れるかであろう。金古にしても横田にしても逃げて押し切ることは考えていないだろう。 やはり3番手からの捲りが優位になり、井上も43歳の高齢では揉まれてしまうのではないだろうか。 横田も金古も位置取りで苦しくなり、脚を貯めて自ら動ける後閑と小倉に期待した。
 狙い目は、市田を頭にして、後閑と小倉の折り返しだ。

市田=後閑(3=7)、市田=小倉(3=1)の4点で勝負する。


広島記念 特選 10R 2002年12月14日

  1滝澤正光 千葉 43期自在
2堤洋 徳島 75期自在
3中井達郎 静岡 74期逃脚
4齋藤紳一郎青森 82期逃捲
× 5藤井久之 広島 55期差捲
 6和泉田喜一千葉 59期自在
7内林久徳 滋賀 62期差捲
  8吉田敏洋 愛知 85期逃捲
  9有坂直樹 秋田 64期自在

内林のブロックを感じず、堤が捲り追い込んだ。

 周回は、堤−藤井、中井−滝澤−和泉田、齋藤−有坂、吉田−内林、と細切れ戦となった。 赤板2角から徹底先行タイプ吉田が上昇すると齋藤も併せて上昇する。
 吉田−内林が主導権を握ると、3番手が堤と齋藤で併走となる。堤が3番手を奪い取って意地を見せる。 最終3角から堤が捲り込んで、内林のブロックをモノともせずに抜け出して1着となった。有坂が切り替えて2着になった。

堤−有坂の車連(2-9)は1,670円、枠連(2-6)は780円で抜け駆け車券でした。



動ける好調選手が揃った番組で、面白そうである。

 地元ホームバンク藤井は堤マークの座席指定で中四国ライン、南関勢が3車となり全て自力含みで、若手の中井を先頭にして滝澤と和泉田の千葉勢で順になるのだろうか。 中部近畿は内林は吉田に前を任せる。齋藤と有坂で北日本ラインが出来る。自力選手が多くラインが細切れになろう。
 並びは、吉田−内林、堤−藤井、齋藤−有坂、中井−滝澤−和泉田、と想定した。 前を回る選手では堤が格上で、展開の鍵を握ると思われる。中井A@@、齋藤@@@、吉田GB@と前回優勝、堤@CBA、有坂F@A、と好調な選手が多い番組となっている。 先行は吉田ではないだろうか、堤は3番手になり、地元藤井の為に早めに捲るが、内林がこれをブロックすると考えた。 外を齋藤なり、中井が発進してゴール線は横に広がりそうである。
 狙い目は、落車後の内林を頭にしたいと思うが、藤井がマークする堤を本命にした。内林、藤井、齋藤、中井に流したい。

堤−内林(2-7)、堤−藤井(2-5)、堤−中井(2-3)、堤−齋藤(2-4)の4点で勝負する。


広島記念 特選 11R 2002年12月14日

× 1渡会宏和 愛知 65期自在
  2豊田知之 岡山 59期差脚
3神山雄一郎栃木 61期自在
4吉永好宏 広島 80期逃捲
  5三槻智清 佐賀 80期逃捲
 6武智眞 愛媛 61期自在
 7藤田和彦 神奈川63期差脚
  8豊岡弘 長崎 69期差捲
9高木隆弘 神奈川64期差捲

流石に神山が自ら展開を作り出して1着になる。

 周回は、吉永−豊田−武智、三槻−豊岡−度会、神山−高木−藤田、の予想通りの並びとなって赤板を向かえた。 神山ラインが中団の三槻ラインを押さえながら打鐘を受けた。そのまま吉永が先行するような競争となった。
 最終HSから早くも神山が吉永ラインを崩してカマシ先行となった。神山−高木が抜け出して始終そのままで最終4角を回る。 高木が神山を交わせるかと思いきや、神山が1着で人気に応えた。

神山−高木の車連(3-9)は270円、枠連(3-6)は190円で横綱車券でした。



ホームバンク吉永の意地も、神山が人気を集める。

 地元中国勢はホームバンク吉永に豊田で武智が3番手に成りそうである。九州勢は三槻に豊岡、中部の度会は切れ目から自力勝負にでる。 東日本勢は神山に高木と藤田の南関でラインが出来上がる。
 並びは、吉永−豊田−武智、三槻−豊岡、度会、神山−高木−藤田、と想定した。 吉永がどんな競争で地元ファンを喜ばせる為にも、神山を後ろに置いて戦うざるを得ないであろう。 度会も発進を躊躇い動きがないと、秘めたカマシ戦法がある。何はさておき最終競争は神山が中心となる。
 狙い目は、神山から高木の折り返し、度会に吉永をヒモにしたい。

神山=高木(3=9)、神山−度会(3-1)、神山−吉永(3-4)の4点で勝負する。