競輪一発勝負



別府記念 特選 09R 2002年11月10日

  1吉永好宏 広島 80期逃捲
× 2三宅伸 岡山 64期自在
3森内章之 熊本 64期差脚
  4山内卓也 愛知 77期逃捲
5東出剛 千葉 54期差脚
 6中村浩士 千葉 79期逃捲
7渡邉隆 大分 67期逃捲
  8坂上忠克 石川 71期逃捲
  9兵藤一也 群馬 82期逃捲

三宅が後続を押し切って逃げ切った、逃げ切ってしまった。

 周回は、三宅−吉永、渡邉−森内−兵藤、中村−東出、坂上−山内、の並びとなった。兵藤は地元3番手を南関を嫌って選択したようだ。 隊列はこのままで打鐘を受けてしまった。それでも動きがないまま最終HSでようやく中村が発進するが、三宅の番手は吉永がブロックした。 こうなれば三宅のマイペース先行だ。坂上も捲り込んでいくが届かないまま。三宅が後続を押し切って逃げ切った、逃げ切ってしまった。 2着はインから兵藤が入線した。

三宅−兵藤の車連(2-6)は3,110円、枠連(2-9)は1,200円で押し切り車券でした。



機動型が揃って、細切れ戦から抜け出すのは。

 東日本勢は中村に東出の千葉勢に兵藤が追走する。中部勢は坂上と山内で前後はどうなるのだろうか。 中国勢は好調持続の三宅が吉永に前を任せそうだ。控える地元渡邉には森内で地元期待に応えたい。
 並びは、中村−東出−兵藤、渡邉−森内、吉永−三宅、坂上−山内、と想定した。 先行は中村が有力と思われるが、渡邉も地の利を活かして流れ次第では逃走劇もあり得そうだ。 東日本ラインが主導権を握り、中団から地元ラインが先に捲り込んで行くが、競争得点上位の三宅が許すだろうか。
 狙い目は、地の利を活かす渡邉に期待してみたい、マーク森内の折り返しを本線にしたい。三宅と東出あたりのベテランが面白そうだ。

渡邉=森内(7=3)、渡邉−三宅(7-2)、渡邉−東出(7-5)の4点で勝負する。


別府記念 特選 10R 2002年11月10日

  1郡山久二 大阪 55期差脚
2大塚健一郎大分 82期自在
3荒井崇博 佐賀 82期逃捲
  4米澤大輔 徳島 73期自在
5鈴木誠 千葉 55期差脚
 6竹内久人 岐阜 37期差脚
 7稲村成浩 群馬 69期自在
× 8小山琢磨 熊本 75期差脚
9梅澤謙芝 三重 57期自在

荒井の番手は大塚を稲村が飛ばして1勝を上げる。

 周回は、梅澤−竹内、稲村−鈴木−郡山、荒井−大塚−小山−米澤、となり地元九州ラインが4車と長くなり後攻めを選んだ。 4角から荒井が上昇を始めて赤板を通過する。先頭は梅澤、稲村、荒井と3車が併走になり打鐘を受けた。 荒井が踏み込むと番手に稲村が食らいついて大塚との競りとなった。なんとまわ気の弱い稲村が大塚を飛ばして単独マークとなって車間が空いた。 荒井−稲村 −鈴木となって最終4角を回り、稲村が荒井を交わして1着、なんと鈴木が2着に入り東日本ワンツー車券となった。

稲村−鈴木の車連(7-5)は3,690円、枠連(4-5)は1,440円で番手競り車券でした。



地元九州勢が3車となって、稲村が活躍できるか。

 九州勢が荒井と大塚の同期の櫻に小山でラインが固まる。中部近畿勢は梅澤の捲りに竹内と郡山で結束する。 東日本勢は稲村に鈴木が前をまかせる。米澤は逃げる九州ラインを追走すると思われる。
 並びは、荒井−大塚−小山−米澤、稲村−鈴木、梅澤−竹内−郡山、と想定した。 先行は1車となり、荒井マークの地元大塚に風がなびきそうだ。稲村も寒い時を向かえて浮上しきれないでいるし、ここは走りを見てからであろう。 梅澤CA@と竹内C@Aと中部両車が前回に好成績を残している。
 狙い目は、地元大塚から荒井と小山のスジに、鈴木と梅澤に流したい。

大塚−荒井(2-3)、大塚−小山(2-8)、大塚−鈴木(2-5)、大塚−梅澤(2-9)の4点で勝負する。


別府記念 特選 11R 2002年11月10日

1小野俊之 大分 77期自在
2渡部哲男 愛媛 84期逃捲
× 3加藤慎平 岐阜 81期逃捲
  4高橋光宏 群馬 56期差脚
  5北野武史 石川 78期差脚
 6海野晃 静岡 58期差脚
7紫原政文 福岡 61期自在
  8増田鉄男 徳島 74期差脚
  9松井一良 青森 61期差脚

2角から小野が捲って、マーク紫原が差し込んだ。

 周回は、加藤−北野−松井、小野−紫原−海野−高橋、渡部−増田、と地元ラインが長くなった。 8番手から渡部が上昇して赤板を向かえた。渡部が加藤を押さえると、高橋が3番手に切り替え、小野ラインが続いた。 打鐘で渡部が主導権を握り、逃げていく。
 最終HSは、渡部−増田−高橋、小野−紫原−海野、加藤−北野−松井、と小野の捲り好位置の一列棒状で過ぎていった。 早くも2角から小野が捲り発進する、流石に小野の加速は良く、前を飲み込んで最終4角を回る。 そのままと思いきや、紫原が小野を交わして1着になり4桁配当となった。

紫原−小野の車連(7-1)は1,390円、枠連(1-5)は190円で裏目車券でした。



地元小野が期待に応えそうだが、渡部が不気味だ。

 岸和田でタイトルを取り損ねた地元小野が登場してマークはベテラン紫原となった。 中部勢は加藤に北野、四国勢は渡部に増田、さて東日本の高橋、海野、松井はどう戦うのであろうか。 それぞれ異なるラインの3番手を追走しそうだ。
 並びは、加藤−北野−松井、小野−紫原−高橋、渡部−増田−海野、と想定した。 この競争は先行が渡部と加藤の2車で叩き合って地元の小野が優位に捲る番組と読まれよう。 そんな簡単に主催者の思惑通りに行くのであろうか。小野の近況を考えれば敵には入らないだろう。
 狙い目は、此処も地元からになり、小野から紫原を折り返し、動ける加藤、渡部の前残りに付けたい。

小野=紫原(1=7)、小野−加藤(1-3)、小野−渡部(1-2)の4点で勝負する。