競輪一発勝負



岸和田「全日本選抜」 準決 11R 2002年11月03日

  1新田康仁 静岡 74期逃捲
× 2松本整 京都 45期差捲
3山田裕仁 岐阜 61期自在
  4市田佳寿浩福井 76期逃脚
5後閑信一 群馬 65期差捲
6太田真一 埼玉 75期逃捲
 7松永晃典 静岡 76期差脚
  8渡会宏和 愛知 65期自在
  9會田正一 千葉 68期差捲

太田は失速。山田が逃げてマーク度会が1着となった。

 周回は、市田−松本、山田−度会、太田−後閑、新田−松永−會田、の並びとなった。 7番手から新田が上昇を始めて赤板を通過する、太田は此に続かない。 打鐘を受けて新田が市田を押さえて先頭にでるとピッチを緩んだ、太田が発進する、しかし先に山田も踏み込んで最終HSを回る。 太田と山田の主導権争いは外の太田が失速して、山田が逃げる競争となった。
 山田−度会−後閑が綺麗に出きって、後続は縺れている。8番手に下げた市田が最終BS手前から捲り発進するグイグイと加速する。 山田を捕らえきれないまま最終4角を回り、山田マークの度会が抜け出して1着、外捲り込んだ市田が2着に食い込んだ。 3着は中を割って伸びた松永と逃げた山田の写真判定となり、山田が涙を飲んだ。
 またしても太田真一は中途半端な気の悪さが出てしまったようである、今後の課題として貰いたい。

渡会−市田の車連(8-4)は17,660円、枠連(4-6)は1,880円で先行番手車券でした。



太田真一が新田と市田の先行争いに勝ち、後閑が山田を沈める。

 先行タイプは新田、市田、太田の「*田」が付いた、さらに捲りの山田を加えたい。會田もいましたね。 関東勢は太田と後閑、南関勢は新田に松永の静岡コンビに會田が切り替え有りの3番手、中部勢は山田に度会で点と点。近畿勢は松本が市田の番手周りとなった。 2日目は新田1着、太田が3着、市田2着、の先行しての成績である。共に互角の逃げを風の中で見せてくれた。
 周回は、太田−後閑、新田−松永−會田、市田−松本、−山田−度会、と想定した。 山田は市田ライン追走ではないだろうか、すれば市田が先行して新田も同県の松永で血の濃い競争をしてくるだろう。 太田は無理をせずにタイミングを計った捲りで後閑とのワンツーを決めるか、後閑の番手を信じて先行で勝負しても決勝戦に駒を進めて貰いたい。 一次予選組の意地を見せたい物である。
 狙い目は、太田真一から後閑との折り返し、松本と山田に付けてみたい。

太田=後閑(6=5)、太田−松本(6-2)、太田−山田(6-3)の4点で勝負する。