競輪一発勝負



観音寺記念 準決 10R 2002年10月26日

1渡会宏和 愛知 65期自在
2太田真一 埼玉 75期逃捲
3小倉竜二 徳島 77期自在
  4田川辰二 熊本 72期逃捲
  5川口秀人 徳島 57期差脚
 6瀬口慶一郎熊本 77期逃捲
×7鈴木誠 千葉 55期差脚
8高橋京治 埼玉 51期差脚
  9安福洋一 奈良 41期差脚

度会がカマシ先行で押し切る、太田真一は内に包まれ失速。

 周回は、太田−高橋−鈴木、度会−安福、小倉−川口、瀬口−田川、の細切れ戦となった。 瀬口−田川の熊本両車に小倉−川口が続いてゆっくりと上昇すると赤板を向かえた。 瀬口が太田を抑えながら打鐘を受けるが、瀬口は踏み込まない。太田は瀬口番手の田川と併走のまま車を下げるタイミングを失った。 そんな前団を見て、度会が一気にカマシして先頭に出て最終HSを通過する。
 度会は一呼吸おいて、太田が内に包まれているのを確かめるように2角から回転を上げる。 度会−安福−(アウト小倉、イン太田)となって第2センターを回る、行けるか太田真一。 やはり太田はインに詰まって失速して画面から消えた。度会がそのまま押し切って1着、実績上位の小倉が2着となった。

渡会−小倉の車連(1-3)は2,200円、枠連(1-3)は1,080円でカマシ車券でした。



連日の先行で太田真一の気迫が感じられる。

 東日本勢は太田と高橋の大宮コンビに千葉の鈴木でラインが出来る。九州勢は動ける2車で瀬口と田川の順ではないだろうか、それに四国勢は小倉と川口の徳島コンビが付ける。 中部近畿勢は度会と安福での連携となりそうである。
 並びは、太田−高橋−鈴木、度会−安福、瀬口−田川−小倉−川口、と想定した。 連日先行をアピールしている太田が逃げて見せ場を作ってくれるだろう。 瀬口が強引に捨て身の先行をし、田川との二重連になれば、太田が踏み遅れて沈没も頭に過ぎる。太田の近況からは考えられないのだがね。 太田の番手が同県の高橋で、小倉あたりが攻め込んでくるだろう。ますます先行が優位になる。度会と小倉の動きに要注意である。
 狙い目は、太田真一から高橋、鈴木、小倉、度会に流したい。

太田−高橋(2-8)、太田−鈴木(2-7)、太田−小倉(2-3)、太田−度会(2-1)の4点で勝負する。