競輪一発勝負



京王閣記念 優秀 11R 2002年10月20日

1高木隆弘 神奈川64期差捲
2神山雄一郎栃木 61期自在
3佐久間仙行東京 62期差脚
  4郡山久二 大阪 55期差脚
× 5小橋正義 新潟 59期差脚
 6海野敦男 静岡 69期差脚
 7稲村成浩 群馬 69期自在
  8坂本勉 青森 57期自在
  9松永晃典 静岡 76期差脚

稲村の捲りを利した小橋が1着、神山は及ばず2着。

 周回は、稲村−小橋、坂本−高木−松永−海野、神山−佐久間−郡山、の並びとなった。 赤板手前で神山ラインが上昇を始めると、中団の坂本も併せて動いて赤板を通過する。 坂本が先頭を譲らず、稲村は車を引いて打鐘を聞いた。ピッチが緩んだまま、神山が車を下げるのを確認してから、4角で坂本が発進する。
 最終HSは、坂本−高木−松永−海野、稲村−小橋、神山−佐久間−郡山、の順で通過した。 2角から稲村が小橋を連れて捲り発進する、車間が空いて神山が追走する。2センターで稲村ラインが坂本ラインを綺麗に飲み込み、最終4角を回った。 直線で小橋が稲村を交わすと同時に、神山がゴール線を強襲して2着となった。小橋がマークして稲村もスキルアップしてきた。 地元佐久間も神山マークで楽な競争をイメージした様だが、先行捲りとも遅く苦しい展開にもめげずに気迫が感じられる。 しかし神山は調子が良いようだ。

小橋−神山の車連(5-2)は2,590円、枠連(2-4)は640円で差し脚車券でした。



初日の神山を見る限り不安材料はないのか?

 関東勢は小橋、稲村、神山、佐久間の4車、南関勢は高木に松永と海野の3車が勝ち上がり、北日本は坂本が気を吐い。 西日本は郡山のみとなってしまった。上越ラインで稲村と小橋、神山には佐久間が番手となりそうだ。 南関勢は坂本に前を託しそうだ。
 並びは、神山−佐久間−郡山、稲村−小橋、坂本−高木−松永−海野、と想定した。 坂本の先行ではないだろうか、中団に稲村と小橋、郡山に切り替えられて神山は8番手からの捲り勝負になりそうだ。 神山が後方ならば稲村と小橋が神山を捌くことが出来るかが焦点となろう。初日の神山を見る限り不安材料はないと考える。
 狙い目は、神山から佐久間の折り返し、小橋と高木に流したい。

神山=佐久間(2=3)、神山−小橋(2-5)、神山−高木(2-1)の4点で勝負する。