競輪一発勝負



宇都宮「共同通信社杯」 ワンダーランドカップ 12R 2002年10月12日

1小野俊之 大分 77期自在
  2伊藤保文 京都 71期自在
3神山雄一郎栃木 61期自在
× 4手嶋慶介 群馬 75期自在
  5村上義弘 京都 73期逃脚
 6鈴木孝征 埼玉 75期逃捲
 7山口富生 岐阜 68期差脚
  8室井竜二 徳島 65期差脚
9岡部芳幸 福島 66期自在

村上が先行で伊藤と神山が番手争いを、小野が捲り切った。

 周回は、神山−手嶋−鈴木、小野−室井−岡部、村上−伊藤−山口、の並びとなった。 関東勢は地元神山が先頭で手嶋と鈴木の順となり正攻法、中団は小野ライン、後攻めは逃げる村上ラインだ。 赤板を通過して、2角から村上が上昇を始め打鐘を受けるとピッチが緩く神山も車を下げられない。 村上の後位が伊藤と神山で併走状態となった。
 最終HSは、村上−(イン神山−手嶋−鈴木、アウト伊藤−山口−小野)−室井−岡部、で風を切った。 村上の番手争いは意地の戦いである、地元神山と同県マーク伊藤の両者は譲れない。 2角から小野が捲り発進して、伊藤、神山と並んだ時に、中に入った伊藤がよろけて落車、山口も落車。あああ、神山が失格か。 村上−小野−神山、となり岡部が外を追い込んで来る。ゴール線は小野が村上を差し込んで1着となった。

小野−村上の車連(1-5)は4,110円、枠連(1-4)は1,390円で先手必勝車券でした。



地元ホームバンク神山雄一郎の意地を見たい。

 なんと埼玉の鈴木が勝ち上がったが、このメンバーでは役不足である。また神山、手嶋、岡部の東日本勢はどんな並びになるのだろうか。 神山マークは手嶋で間違いはないだろう。中部近畿勢は村上に伊藤で山口が先行する村上ラインの3番手であろう。 西京勢は小野に室井がマークする。
 並びは、村上−伊藤−山口、小野−室井、鈴木−、神山−手嶋、−岡部、と想定した。 先行は村上であろう。しかし神山が鈴木を使うとなると話は変わり、捨て身の先行で全国区にアピールする要素がある。 じっくりと小野が様子を見ながら捲り込んで届くかである。やはりホームバンクの神山に期待したいものだ。
 狙い目は、村上を切り捨てて、神山から小野の折り返し、マーク手嶋、岡部に振り込んで見たい。

神山=小野(3=1)、神山−手嶋(3-4)、神山−岡部(3-9)の4点で勝負する。