競輪一発勝負



名古屋記念 決勝 11R 2002年10月06日

× 1小野俊之 大分 77期自在
  2小嶋敬二 石川 74期逃捲
3東出剛 千葉 54期差脚
  4手嶋慶介 群馬 75期自在
5近藤幸徳 愛知 52期自在
 6馬渕紀明 愛知 68期逃捲
7伏見俊昭 福島 75期逃脚
  8若松将弘 愛知 78期逃捲
9池尻浩一 福岡 63期差脚

直線強襲で、75期手嶋慶介が記念初優勝。

 周回は、伏見−東出、小野−池尻、小嶋−手嶋、馬渕−近藤−若松、の並びで折り合い動きのないまま赤板を通過した。 1角から小嶋が上昇を始めると地元ラインもこれに続いて行く。伏見は車を引いて中団が混雑して打鐘を受けた。 地元馬渕ラインが小嶋を捕らえて主導権を握る、若松が小嶋を封じている。
 最終HSで伏見が回転を上げて捲り込んでいく、3角で追いつく、馬渕の捨て身の先行番手は近藤が伏見に併せて踏み込む。 最終4角で横に広がり、伏見を使った東出が抜け出して頂いたと思った車券も、なんと手嶋が強襲して記念初優勝をもぎ取った。

手嶋−東出の車連(4-3)は18,190円、枠連(3-4)は1,610円で祝杯車券でした。



地元ホームバンクは若松、馬渕、近藤の結束。

 見事に特選シードの地元3車、近藤、馬渕、若松、が勝ち上がる番組構成に乾杯だ。 東日本からは伏見と東出が順当に強さを見せつけ、小野と池尻の九州コンビも好調を維持して勝ち上がった。 機動型は小野、小嶋、近藤、馬渕、伏見、若松となり、地元3車が中部ラインとして小嶋を使う作戦を取るのだろうか。
 並びは、小嶋−近藤−若松−馬渕、小野−池尻、伏見−東出−手嶋、と想定した。 中部ラインで結束すれば先行は小嶋であろう。地元トリオで結束となると話は変わろう。 ここは3車と揃った血の濃い地元戦にファンを魅了させたい物である。
 だが、伏見も黙っては居ない、まして捲り狼の小野が控えている。どんな展開になるのだろうか楽しみである。 地元選手からなら近藤の動きが良い、位置が無くとも自力で勝負を賭けてきそうである。
 狙い目は、マーク屋の東出から伏見、小野、近藤、池尻、と流してみたい。

東出−伏見(3-7)、東出−小野(3-1)、東出−近藤(3-5)、東出−池尻(3-9)の4点で勝負する。