競輪一発勝負
オールスター 熊本 二予 10R 2002年09月21日
| 1 | 前田拓也 | 大阪 | 71期 | 差捲 |
△ | 2 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
◎ | 3 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 4 | 舘泰守 | 愛知 | 80期 | 逃捲 |
| 5 | 松永晃典 | 静岡 | 76期 | 差脚 |
▲ | 6 | 加倉正義 | 福岡 | 68期 | 差捲 |
○ | 7 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
| 8 | 北野武史 | 石川 | 78期 | 差脚 |
| 9 | 市田佳寿浩 | 福井 | 76期 | 逃脚 |
太田は競争を捨て9着、絶好調の松永、市田、高木が勝ち上がる。
周回は、吉岡−加倉、館−北野、市田−前田、太田−高木−松永、の細切れ4分戦となった。太田ラインが3車と長くなって後攻めだ。
赤板を通過する、吉岡が正攻法のまま後方に動きが無く打鐘を受けた。4角から市田が踏み込む、太田ラインも追走、3番手から館が発進して最終HSを回った。
太田は館ラインに切り替えるが、外から市田がカマシて主導権を握る。吉岡は後方8番手まで車を下げてしまった。
アウトから太田が市田を捕らえようとするが、諦め内の前田に切り込んでいった。なんと馬鹿な競争をしてくれるのだ、前田がしっかり市田番手を守り、太田は内に沈む。
高木が前田マークとなった。最終BSから吉岡が渾身の捲り発進を見せるが、前田がコースを塞いで吉岡は失速する。空いた内を高木が掬って前田を飛ばして最終4角を回った。
後続が縺れたので市田が押し切るかに見えたが、高木マークで脚を貯めた松永が直線伸びて1着となった。
松永、高木、市田の好調お奨め選手で決まってしまった。吉岡も太田も自分の競争スタイルを確立してスランプから脱出して貰いたい。
松永−市田の車連(5-9)は11,670円、枠連(4-6)は1,450円で好調車券でした。
太田と市田の逃げを吉岡が捲れるだろうか。
地元九州勢は吉岡と加倉の福岡コンビとなった。近畿勢は市田の番手に前田が指定席、中部勢は館と北野のヨロッパの組み合わせ、
東日本勢は太田に高木と松永の南関マーカーでラインが出来る。
並びは、市田−前田、館−北野、吉岡−加倉、太田−高木−松永、と想定した。
オールスターに向けて調整してきている松永(宇都宮S@@A)、高木(川崎S@@@)、市田(宇都宮SB@@)の近況成績は好調そのものである。
太田は前節を欠場して体調を整えたか不安が残る。
館も胸を借りるつもりで先行すると思われるが、実績から市田が許さないだろう。太田も運の強い高木がマークするなら、前々先行勝負で悔いを残さない競争をしてくれるだろう。
まだ吉岡らしさが見えないが、市田や太田が先行を嫌うと自らカマシして来そうである。いつかの大宮500バンクで太田を沈めた競争は新鮮だった。
狙い目は、太田から高木の折り返し、吉岡と加倉の折り返し、人気が割れるだろう。
太田=高木(3=7)、吉岡=加倉(2=6)の4点で勝負する。