競輪一発勝負



弥彦「ふるさと」 優秀 09R 2002年08月25日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2笠松信幸 愛知 84期逃捲
3中澤央治 大阪 59期差脚
  4高田誠 福岡 65期自在
  5中村美千隆兵庫 80期逃捲
 6白戸淳太郎神奈川74期自在
7稲村成浩 群馬 69期自在
  8矢端誠二 群馬 55期差脚
× 9神開将暢 福岡 69期差脚

笠松が主導権を握り、中村が捲り近畿ワンツー車券。

中澤−中村の車連(3-5)は2,650円、枠連(3-4)は1,660円でなかなか車券でした。



太田真一よ、中村と笠松には負けられないぞ。

 機関車は太田、中村、笠松の3車でそれぞれにラインが出来る。 太田には稲村と矢端で関東ライン、中村には中澤で近畿ライン、笠松には九州の神開と高田がマークするのではないだろうか。 白戸は近畿ラインの3番手で周回しそうである。
 並びは、太田−稲村−矢端、中村−中澤−白戸、笠松−神開−高田、と想定した。 太田は準決で先行したが、村上に捲られる屈辱が響いていなければ良いのである。ここは気を取り直して踏ん張って貰いたい。 太田には稲村と矢端の群馬勢がキッチリとマークしてくれる。中村の先行もあるが、捲り位置に拘らずに脚を貯めて競争してくれるだろう。
 狙い目は、太田から稲村の折り返し、別線の番手は神開と中澤に振り込んでみたい。

太田=稲村(1=7)、太田−神開(1-9)、太田−中澤(1-3)の4点で勝負する。


弥彦「ふるさと」 決勝 11R 2002年08月25日

1村上義弘 京都 73期逃脚
2小野俊之 大分 77期自在
3神山雄一郎栃木 61期自在
4坂本英一 栃木 59期差脚
  5山口富生 岐阜 68期差脚
 6加藤渉 岐阜 67期自在
 7佐藤慎太郎福島 78期差脚
  8笹川竜治 新潟 71期差脚
× 9山田裕仁 岐阜 61期自在

先行日本一の村上が後続の縺れを活かして優勝。

 周回は、神山−坂本−笹川、村上−小野−佐藤、山田−山口−加藤、の綺麗な三分戦の並びとなった。 赤板を通過すると、山田が村上ラインを追い出すような動きを見せるが、早駆けを嫌って動かない。 まして山田が動かないという確信を村上に与えたようだ。打鐘を聞いてもまだ我慢をしている。 3角から村上が発進すると、山田ラインが追走、神山は引くタイミングを失って飛び付きが見え見えとなった。
 最終HSで村上が先頭に出ると番手はイン神山、アウト小野で競り合いとなった、厳しい叩き合いとなって、遂に神山と小野が落車してしまった。 追走する選手が巻き込まれて坂本、佐藤、笹川、と次々に落車、後方の山田と山口は避けたが、加藤が乗り上げて6車が紙くずとなった。 先行の村上が独走で優勝、難を逃れた山田と山口がゴール線を突き抜けた。
 以前にもこのような競争の記憶があるが、先行1車で中団の有力選手が沈没して後方の人気薄の選手での万車券の配給はままあることである。 しかし神山と小野の意地の張り合いは、競輪だけが見せてくれる人生の縮図であろう。

村上−山田の車連(1-9)は5,040円、枠連(1-6)は2,120円で先行一本車券でした。



復活、神山雄一郎の完全優勝に期待したい。

 関東勢は神山と坂本に地元笹川の3車である。並びは神山の番手は坂本が笹川に譲る場面もありそうだ。 岐阜勢が山田、山口、加藤のトリオとなった。やはり山田は勝ち上がりに強靱なものを感じる。 先行選手は村上1車となって、だれが番手となるのであろうか?。単騎となった小野と佐藤が連結しそうだ。
 並びは、村上−山田−山口−加藤、小野−佐藤、神山−坂本−笹川、と想定した。 村上の太田を捲る強引な脚を準決で見せてくれた様に好調である、まして先行は1車となる展開だ。 それを上回るのは神山だ。完全復活したような以前の強い神山に戻った感がし、無傷の3連勝で決勝戦を向かえた。 先行あり、後方からの捲りもスピードが違った。
 村上の先行で、地域的には中部勢であろうが、山田はそんなに位置には拘らずに自分の競争をするだろう。 すれば小野と佐藤が番手を狙うのではと考える。問題は後方の縺れが発生して村上が逃げ切れるか、山田と神山の捲りが炸裂するか、 小野が好位置より優勝を浚うかであろう。
 狙い目は、神山から村上、山田、小野、坂本、と流してみたい。

神山−村上(3-1)、神山−山田(3-9)、神山−小野(3-2)、神山−坂本(3-4)の4点で勝負する。