競輪一発勝負



弥彦「ふるさと」 準決 10R 2002年08月24日

  1村上義弘 京都 73期逃脚
2阿部康雄 新潟 68期差脚
3出口眞浩 神奈川63期差捲
  4土屋裕二 静岡 81期逃捲
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6石丸寛之 岡山 76期逃捲
×7山口富生 岐阜 68期差脚
8高田誠 福岡 65期自在
  9坂本英一 栃木 59期差脚

太田の先行を、力で村上が捲りきった。。

 周回は、土屋−出口、村上−山口−高田−石丸、太田−阿部−坂本、の順になって青板を通過する。 BSから早くも太田ラインが上昇して、村上ラインと並び封じ込めながら赤板を向かえた。
 打鐘で太田が発進し主導権を握った、村上が直ぐさま巻き返して太田を追いかけ、最終HSを回った。 阿部が村上をブロックするが、村上の勢いには勝てない。太田は捲られて沈没してしまった。石丸も捲って来るが格が違い及ばない。 村上−山口に阿部が切り替えて最終4角を回る、ゴール線は山口が村上を交わしての一番人気に応えた。3着には坂本が鋭く伸びていた。
 太田は積極的な競争を見せてくれたが、村上を封じるタイミングが早すぎたようだ。結果は捲られ内に包まれてどん尻となった。 今後に期待するが、諦めずに着を拾って貰いたい。9着では情けないぞ。

山口−村上の車連(7-1)は410円、枠連(1-5)は220円で1番人気車券でした。



主導権はマーク地元阿部の太田真一が優位と考える。

 関東勢は太田に地元ホームバンクの阿部に坂本で結束する、第三ラインは南関勢の土屋と出口で波乱を呼ぶ。 第二ラインは村上と山口と続く中部近畿勢で、西京勢の石丸と高田は前々で駒を進めよう。
 並びは、太田−阿部−坂本、土屋−出口、村上−山口、石丸−高田、と想定した。 地元阿部が太田マークと恵まれたメンバー構成となった。さて主催者の思惑通りの結果になるのだろうか。 村上も一歩引いての戦いを強いられそうだ。すれば中団が混戦となり、先行優位の風が吹くだろう。 2日連続で先行策で結果を残している太田は準決も迷わずに逃げてくれるだろう。
 狙い目は、太田から阿倍の折り返し、山口と出口に流したい。穴なら高田が面白そうだ。

太田=阿部(5=2)、太田−山口(5-7)、太田−出口(5-3)の4点で勝負する。