競輪一発勝負
松戸記念 順位 10R 2002年08月15日
○ | 1 | 滝澤正光 | 千葉 | 43期 | 自在 |
◎ | 2 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
△ | 3 | 友定祐己 | 岡山 | 82期 | 逃捲 |
| 4 | 平沢正治 | 千葉 | 75期 | 差脚 |
▲ | 5 | 有坂直樹 | 秋田 | 64期 | 自在 |
| 6 | 山内卓也 | 愛知 | 77期 | 逃捲 |
× | 7 | 鈴木栄司 | 千葉 | 50期 | 差脚 |
| 8 | 原司 | 佐賀 | 70期 | 自在 |
| 9 | 三木健治 | 岡山 | 73期 | 差脚 |
滝澤が太田と友定を相手に逃げ、地元トリオで決着した。
周回は、滝澤−鈴木−平沢、太田−有坂−山内、友定−三木−原、の三分戦ちなって青板を通過した。
BSから友定ラインが上昇して、中団の太田ラインと併走となり赤板を向かえた。滝澤が太田と友定の動きを見ながら踏み込んで主導権を握る。
ピッチが緩んで中団がイン太田ライン、アウト友定ラインで縺れるようなり、打鐘を受けた。
6番車山内が単騎で捲り上げて滝澤マークの鈴木に襲いかかった。太田は中団から捲り発進するが、不運にも鈴木が山内を飛ばした煽りを受け外に膨らむ。
滝澤がマイペース先行だ、番手鈴木が車間を空けてガードしている。そのまま最終4角を回り、ゴール線で鈴木が滝澤を交わして千葉トリオで123独占だ。
太田の動きも良かったが、やはり競輪とは難しい。
鈴木−滝澤の車連(7-1)は4,140円、枠連(1-5)は1,780円で地元車券でした。
太田真一よ、一戦、一戦を大切にしてくれ。
先行は太田、友定、山内の3車である。地元勢は滝澤、平沢、鈴木の3車が太田を使いそうである。
西京勢は友定に三木の岡山勢に原が続きそうだ。有坂が太田の番手に拘るのか、地元勢を大切にするかであろう。
並びは、太田−滝澤−鈴木−平沢、友定−三木−原、山内−有坂、と想定した。
太田もなかなか先行発進出来ないで苦しい展開が続く、若手に押されて戦法を変革する時期になったようである。
自在に何でも出来る選手を目指してもらいたい。しばらくは苦悩と苦戦の時が流れるのではないだろうか、1戦1戦を大切に成長してもらいたい。
狙い目は、太田から滝澤、鈴木、友定、有坂、に流してみたい。
太田−滝澤(2-1)、太田−鈴木(2-7)、太田−友定(2-3)、太田−有坂(2-5)の4点で勝負する。
松戸記念 決勝 11R 2002年08月15日
◎ | 1 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
× | 2 | 荒井崇博 | 佐賀 | 82期 | 逃捲 |
○ | 3 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 自在 |
注 | 4 | 小林裕司 | 千葉 | 71期 | 逃捲 |
| 5 | 松永晃典 | 静岡 | 76期 | 差捲 |
| 6 | 富弥昭 | 山口 | 76期 | 逃捲 |
| 7 | 栗田雅也 | 静岡 | 84期 | 逃捲 |
| 8 | 宮村耕一 | 石川 | 61期 | 自在 |
| 9 | 市田佳寿浩 | 福井 | 76期 | 逃脚 |
小林の先行に乗って地元東出が優勝、荒井が2着。
周回は、市田−富、栗田−松永−小林−東出、荒井−山田−宮村、と南関勢は4車で道中を連携している。
青板2角から荒井ラインが上昇する、併せて栗田ラインも上昇して、市田は車を下げない。
早くも第2センターから、荒井が踏み込んで風を切りながら赤板を回った。
荒井は主導権を握ると一旦休む、その隙をついて内から栗田が切り込むが、松永が切れてしまった。
打鐘では、栗田−荒井−山田−宮村−松永−市田−富−小林−東出、の並びとなった。
直ぐさま最後方の小林が東出を連れて発進して、先頭を飲み込んで最終HSを回る。
BHから荒井が立て直して捲り発進する、東出が併せて踏み込み最終4角から直線を向いた。
ゴール線は東出、荒井、山田の順で通過した。
今開催は荒井の仕上がり具合と成長ぶりが目立った。東出も地元の意地で踏ん張り、山田も意地を見せてくれた。
東出−荒井の車連(1-2)は4,950円、枠連(1-2)は2,250円で地の利車券でした。
荒井、市田、栗田、先行タイプの駆け引きが妙味だ。
松戸33バンクならではの勝ち上がりとなった。自在脚優位に動ける選手が多くなった。残念ながら太田は東出マークの栗田に飲み込まれた。
南関勢は、静岡の栗田と松永、千葉の小林と東出、で別線模様である。中部近畿で山田が市田マークを宣言するのか、市田の後ろが空いた。
西京勢は荒井に富で結束すると思われる。
並びは、荒井−富、市田−山田−宮村、栗田−松永、小林−東出、と想定する。
先行バトルで慌ただしく前後が入れ替わる。先行力では荒井、栗田、市田の順に評価している。
誰が先行しても、暑苦しい風が舞いそうである。
荒井が主導権を握り、マーク不慣れな富が切れてしまう。さて荒井の番手に納まるのは小林ではないだろうか。
千葉コンビのワンツー車券を期待したいものである。何れにしても点と点になってしまう。
経験豊富な山田と東出で決まる感もある。
狙い目は、地の利を生かす東出から山田の折り返し、先行する荒井とスジで小林に振ってみたい。
東出=山田(1=3)、東出−荒井(1-2)、東出−小林(1-4)の4点で勝負する。