競輪一発勝負



松戸記念 優秀 11R 2002年08月13日

  1大塚健一郎大分 82期自在
  2滝澤正光 千葉 43期自在
3太田真一 埼玉 75期逃捲
  4荒井崇博 佐賀 82期逃捲
  5有坂直樹 秋田 64期自在
6川口満宏 東京 58期差脚
7後閑信一 群馬 65期差捲
  8兵藤一也 群馬 82期逃捲
× 9松本整 京都 45期差捲

荒井の先行押し切り、太田は落車を避て失速。

 周回は、兵藤、太田−川口−後閑、滝澤、荒井−大塚−松本−有坂、の並びとなった。 後閑が埼京ライン3番手を選び、兵藤は前受けからの先行飛び付きを狙う、地元滝澤は中団から単騎となった。 人気は荒井マークの大塚が売れて、近況の太田には風が無いようである。
 荒井ラインが上昇して赤板で正攻法の兵藤と並んだ処で発進する。荒井の後位が大塚と飛びついた兵藤とのマーク争いとなった。 荒井をピッチを緩める、太田ラインは後方7番手からの巻き返しとなった。 打鐘で、荒井が全開となると、兵藤が大塚と接触して、1番車が落車してしまった。松本が巧みに避けて追走する。 太田も外に膨れて避けるが、後閑が巻き添えを食って落車した。
 最終HSは、荒井−兵藤−松本−有坂、滝澤、大きく離れて、太田−川口、の一列棒状となった。 太田が踏み込んで行くが、荒井の回転が勝っている。太田は前団との差を縮めるだけに終わった。 直線から最終4角を回り、荒井が後続を押し切って1着。兵藤は失格となり、松本が2着に繰り上がった。

荒井−松本の車連(4-9)は1,470円、枠連(4-6)は620円で先行車券でした。



荒井の先行有力だが、太田の位置取り次第で波乱も。

 南関勢にとっては滝澤のみと厳しい勝ち上がりとなった。 太田には埼京ラインで川口、群馬勢は兵藤を前に後閑、足場のない滝澤は自力勝負で有坂がマーク、西日本勢は荒井に大塚で松本は3番手に甘んじそうだ。 6着までに入って、準決を有利に戦いたいのが本音であろう。
 並びは、太田−川口、滝澤−有坂、兵藤−後閑、荒井−大塚−松本、と想定した。 太田が前に出されて、荒井が主導権を握り、中団が混戦となるのではないだろうか。太田は引いて早めの巻き返しで着を拾いたいものだ。 最悪の9着は避けたい。群馬ラインが何かするし、滝澤も一度はファンを魅了する展開を見せるだろう。
 狙い目は、太田から川口の折り返し、松本と後閑に振ってみたい。

太田=川口(3=6)、太田−松本(3-9)、太田−後閑(3-7)の4点で勝負する。