競輪一発勝負



豊橋記念 決勝 11R 2002年08月11日

1岡部芳幸 福島 66期逃捲
2渡邉晴智 静岡 73期差捲
3渡会宏和 愛知 65期自在
  4井上貴照 群馬 68期自在
5富永益生 愛知 66期自在
 6北幸博 三重 65期差脚
 7松田治之 大阪 73期自在
  8中山博司 岡山 64期差脚
9村上義弘 京都 73期逃脚

渡邉が捲りで優勝、近藤が差し込んで2着。

 周回は、岡部−渡邉−井上、村上−(イン松田−中山、アウト度会−富永)−井上、と初手から村上の後位が縺れた。 村上の先行1車で赤板から動きはなく、打鐘から村上が腰を上げて上昇する。マークはアウトコースの地元度会と富永が取りきったように見えたが、 空いた内から松田が先行に躍り出て村上を待つような感じだ。村上はじっくりと岡部を押さえながらタイミングを計っている。
 なんと松田が先行発進すると中山が続き、村上−度会−富永が追い上げて行った。岡部は後方に置かれてしまった。 松田の先行が良いぞ、村上がやっとの思いで松田を交わした。まだ松田は失速しない、諦めない競争をしている。 松田は村上マークの度会と競り会いながら、最終4角を回る。体勢はそのままで、村上、松田、度会が順に入線した。 終わって見れば近畿スジ車券だった。

村上−松田の車連(9-7)は1,610円、枠連(5-6)は910円で先行1車車券でした。



実力上位は岡部と渡邉が人気だ、地元勢にも期待したい。

 東日本勢は岡部に渡邉と自在に動ける井上の3車である。地元ホームバンクは度会と富永が勝ち上がったが中部の機関車不在で北が3番を守る。 近畿勢は村上マークとなった松田が微笑んで、中山が3番手に回りそうである。
 並びは、村上−松田−中山、度会−富永−北、岡部−渡邉−井上、と想定した。 村上にマークする松田も先行力があり、地元勢が切り込むか、すんなり番手周りになる可能性も秘めている。 岡部がAB@と安定度をアピールして、此処はラインの本線になりそうである。 地元度会が村上をマークする展開を考えついた。
 狙い目は、岡部から渡邉を本線にして、地元ご祝儀は度会から富永と村上に振ってみたい。

岡部=渡邉(1=2)、度会−富永(3-5)、度会−村上(3-9)の4点で勝負する。