競輪一発勝負



玉野記念 優秀 11R 2002年08月03日

1山口幸二 岐阜 62期差脚
  2佐々木龍也神奈川57期差脚
3三宅伸 岡山 64期自在
  4渡邉隆 大分 67期逃捲
5小川巧 岡山 57期差脚
 6長谷部純也茨城 57期差脚
 7佐々木則幸高知 79期逃捲
  8菊池仁志 愛媛 47期差脚
× 9前反祐一郎広島 81期逃捲

地元小川と三宅の現地集合で、ファンを魅了した。

 周回は、渡邉−山口−佐々木龍也、前反−三宅−小川、佐々木則幸−菊池−長谷部、の綺麗な三分戦の並びとなった。 赤板で、佐々木則幸ラインが上昇すると、これを嫌ってか前反ラインも踏み出す、嫌な中途半端な感じである。 3つのラインが並んで打鐘を受ける、渡邉は車を引いて行く、3番手佐々木龍也が佐々木則幸ラインに切り替えていく。
 最終HSは佐々木則幸が風を切り、番手は菊池に佐々木龍也が襲いかかる。外から渡邉が山口を連れて捲り込んでいく。 なんと嫌な予感が的中する、地元三宅と小川は8,9番手に置かれて最終BHを通過する。 渡邉はなかなか佐々木則幸を捕まえる事が出来ずに最終4角を周り、小川が内へ、三宅が外へ持ち出しながら直線になった。
 ゴール線は渡邉マークの山口が抜け出すかと思えたが、なんとなんと地元小川が強襲して山口を交わした、 外から三宅が伸びるコース取りで、山口を捕らえた。

小川−三宅の車連(5-3)は1,960円、枠連(3-4)は390円で現地集合車券でした。



中四国勢が揃ったが、山口がどう動くのか。

 中国勢は前反に地元ホームバンク三宅と小川で上位独占を狙いたいだろう。四国勢は佐々木則幸と菊池で結束し中国ラインとは別れそうだ。 すれば機関車不在の山口が渡邉をマークするであろう。東日本勢は佐々木龍也と長谷部の同期で結束するが位置がない。
 並びは、前反−三宅−小川、佐々木則幸−菊池、佐々木龍也−長谷部、渡邉−山口、と想定した。 先行は佐々木則幸と渡邉の両車で、前反りは持ち前の捲りである。しかし、ここは地元勢の為に逃げる、逃げる、逃げることが試練だ。 中段が縺れて、三宅が先に動いての地元ワンツーが人気になる。 誰もが準決に勝ち上がれるが、着順によっては苦しくなるので安易な競争だけは無いだろう。
 狙い目は、地元ラインを本線にして三宅から小川の折り返し、前反、直線の伸びは山口だ。

三宅=小川(3=5)、三宅−前反(3-9)、三宅−山口(3-1)の4点で勝負する。