競輪一発勝負



寛仁親王稗 前橋 準決 10R 2002年07月27日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2岡部芳幸 福島 66期逃捲
× 3小野俊之 大分 77期逃捲
  4手嶋慶介 群馬 75期自在
5濱口高彰 岐阜 59期差脚
 6高城信雄 兵庫 77期逃捲
 7池尻浩一 福岡 63期差脚
  8會田正一 千葉 68期差捲
9小橋正義 新潟 59期差脚

太田は中途半端な戦いで、車体故障7着に破れる。

 周回は、太田−小橋−手嶋、小野−池尻、高城−濱口、岡部−會田、となった。 太田は前に出されるように正攻法の位置取りとなった。青板を回って2角から6番手の高城−濱口が上昇をし、岡部−會田が此に続いた。 太田は高城に併せる様に踏み込むが、巧みに高城−濱口を前に入れて3番手を確保する。  赤板からは、高城−濱口、太田−小橋−手嶋、小野−池尻、岡部−會田、となり、高城がピッチを緩め隙に、8番手の岡部が発進する。 打鐘を受け、小野が岡部ラインに切り替えて続く、太田はインに包まれて身動きがとれなくなった。  最終BSは、岡部−會田−小野−(池尻、太田、濱口、高城)−小橋−手嶋、となり、小橋が自力で追い上げていった。 最終4角を回り、岡部が一杯になり、會田が岡部を交わすも、3番手小野が差し込んで1着で準決勝を通過した。 なんと鬼脚の小橋が岡部と写真判定の結果。3着に食らいついた。

小野−會田の車連(3-8)は4,920円、枠連(3-6)は620円で前々車券でした。



太田が先行して、細切れ線を制する。

 北日本1車、関東3車、南関1車、中部1車、近畿1車、九州2車、と地域的に地元関東勢の層が厚くなった番組である。 太田には小橋がマークするのが順当だが、地元手嶋に譲る思いもありそうだ。北日本の岡部には會田が前を託す。 中部近畿で高城が濱口の機関車になろう。捲り狼の小野には池尻で九州ラインだ。
 並びは、太田−小橋−手嶋、岡部−會田、高城−濱口、小野−池尻、と想定した。 先行は高城か、太田の何れかで、ラインが長くなる太田が先行勝負になる。ローズカップで内に包まれ、引いてタイミングを逃し力を出し切れずに沈んだ反省が生きよう。高城との先行争いは避けたい、前団で縺れると岡部や小野の捲り頃になる。要するに先行して、岡部か小野を競らす展開が見える。
 狙い目は、太田真一から小橋の折り返し、小野と濱口に流したい。

太田=小橋(1=9)、太田−小野(1-3)、太田−濱口(1-5)の4点で勝負する。