競輪一発勝負
取手記念 優秀 11R 2002年07月14日
| 1 | 戸辺英雄 | 茨城 | 51期 | 差脚 |
◎ | 2 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
○ | 3 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 自在 |
| 4 | 細川洋 | 神奈川 | 69期 | 差脚 |
| 5 | 上方啓次 | 茨城 | 54期 | 差脚 |
× | 6 | 長塚智宏 | 茨城 | 81期 | 逃捲 |
注 | 7 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
| 8 | 北野武史 | 石川 | 78期 | 差脚 |
| 9 | 十文字貴信 | 茨城 | 75期 | 逃捲 |
太田真一の先行押し切り、小倉と神山で箱勝負となる。
周回は、小倉−北野、長塚−十文字−戸辺−上方、太田−神山−細川、と並んだ。
目標のない小倉と北野が前受けとなり、地元取手ホームバンク4車が長塚を前にして結束した。太田には番手が神山と3番手に細川となった。
赤板手前から太田ラインが上昇し、小倉の先行は無いので、長塚ラインを押さえながら周回して、打鐘を受ける。
風速4mだぞ。太田が踏み込むと、小倉が飛びついて神山との番手勝負となり、長塚は6番手に下げてしまった。
最終HSは、太田−(イン小倉−北野、アウト神山−細川)、長塚−十文字−戸辺−上方、で通過した。
太田はスロット全開で、第1角を回ると、小倉が神山を飛ばし番手を奪った。神山は6番手長塚の横まで下げて動きを封じている。
神山は自力で発進する、小倉が併せるようにして最終4角を回る。太田が後続を押し切って1着、神山が意地を見せて2着に入り、小倉は3番手に甘んじた。
太田の先行の巧さが光った。神山の根性も見事であった、しかし地元4車でも不運な展開となった様である。
太田−神山の車連(2-3)は1,390円、枠連(2-3)は380円で現地集合車券でした。
地元番組構成で、十文字、長塚、上方、戸辺、が勝ち上がった。
特選3個レースは地元ホームバンク勢が展開優位な番組構成により、地の利を活かして坂巻を除いて4車が勝ち上がった。
太田と神山が順当で頭を拾い、実績上位の小倉、細川と北野が食い込んできた。
問題は茨城4車が機関車の長塚を中心に結束するか、神山と太田が並ぶかであろう。
並びは、長塚−戸辺−十文字−上方、小倉−北野、太田−神山−細川、
長塚−十文字−上方、細川、太田−神山−戸辺、小倉−北野、さてさて如何なののであるか楽しみある。
先行は長塚か太田かである。東日本勢が別れると気楽に小倉が中を割って強襲する場面も浮上する。
太田も神山も地元勢に対しては気を巡らして、展開次第で波乱の目もある。太田は取手バンク負け知らずと乗れている。
勝ち上がりの9着だけにはなりたく無い競争で、無謀な先行策は避けたい、ようするに勝ちを意識する競争になろう。
力が物を申す競争を見せてもらいたい。
狙い目は、太田真一から神山の折り返し、長塚と小倉に流してみようかな。
太田=神山(2=3)、太田−長塚(2-6)、太田−小倉(2-7)の4点で勝負する。