競輪一発勝負



高松記念 優秀 11R 2002年05月19日

1村上義弘 京都 73期逃脚
2伊藤保文 京都 71期自在
× 3堤洋 徳島 75期逃捲
  4香川雄介 香川 76期自在
  5鈴木誠 千葉 55期差脚
 6細川貴雄 愛知 53期差脚
7児玉広志 香川 66期差捲
  8近藤幸徳 愛知 52期自在
  9室井竜二 徳島 65期自在

村上の先行、伊藤の牽制、絶好調の地元堤が捲り切った。

 周回は、堤−室井−児玉−香川、村上−伊藤−鈴木、近藤−細川、と4,3,2車の三分戦となった。 赤板から中部ラインの近藤−細川が上昇すると、近畿ラインの村上−伊藤−鈴木が続き、地元四国ラインの堤−室井−児玉−香川と並ぶ。
 打鐘で近藤が先頭に出る、直ぐさま村上がカマシて主導権を握り最終HSを通過する。堤ラインが続いて愛知コンビの近藤と細川は内に包まれながら力の違いで後退する。 鈴木が車間を空けて京都コンビを守っているのか、追走出来ないのか。堤は落ち着いて4番手に収まり、3角から捲り発進する、室井が切れた。 伊藤が堤の捲りをブロックするが、堤は気にせずに回転アップ、強いぞ。そのまま逃げる村上を交わして初日に続き1着。

堤−村上の車連(3-1)は4,910円、枠連(1-3)は2,260円で逃げ逃げ車券でした。



四国勢が4車だが、京都コンビ村上と伊藤が脅威だ。

 機動型は村上、堤、伊藤、近藤、となるが、伊藤が同県の村上を番手に主張するだろうから、実際は村上と堤の争いとなろう。 村上には伊藤と位置のない鈴木、堤には室井で児玉と香川が援護するだろう。愛知コンビの近藤と細川は京都コンビの後ろから勝機を狙うだろう。
 並びは、村上−伊藤−近藤−細川、鈴木、堤−室井−児玉−香川、と想定した。 残念ながら吉岡と神山が出場しているが、優秀競争には勝ち上がれず時の流れを実感した。 伊藤、堤、香川、村上、が良い動きであった。近藤の直線の伸びも、室井が細川に競った気合いも充分だ。 児玉と鈴木は相変わらずに上位を外さない。
 先行は村上であろう、しかし堤も四国勢で団結すれば早めの捲りとなり、村上マークの伊藤がキッチリと仕留めるか、併せて踏み込む事が考えられる。 すれば伊藤が中心になるのではないだろうか、堤、児玉あたりまでか。鈴木の抜け駆けに注意したい。
 狙い目は、伊藤から村上の折り返し、堤と児玉に振り込んでみたい。

伊藤=村上(2=1)、伊藤−堤(2-3)、伊藤−児玉(2-7)の4点で勝負する。